「ビジネス創出に必要な知識・発想・創造の力を学ぶスクール カオスマップ（2023年度版）」が発表

新たなビジネスの創出・再構築のために、従来の経営・マーケティング論だけでなく、発想力や創造力といったデザインのアプローチが注目される昨今、デザインをカリキュラムにとり入れたビジネスパーソン向けの講座やスクールが多数登場しているという。同時に、国や地方自治体などがリスキリングを通じたキャリアアップ支援の姿勢を打ちだし、経済産業省では2023年度中に社会人の学び直しを支援するために、社会人の学び直しから転職までを支援する新制度を開始することを発表している。ただ、デザインが包含する領域は広範囲にわたっており、経営やマーケティングといった分野とともに総合的に学ぶ「ビジネススクール」をはじめ、デザインに特化したスクールにおいても、意匠重視型から領域特化型、実践重視型など多岐にわたるという。そこで、目的にあったスクール選びのひとつの指針として、本カオスマップを作成したとのことだ。

本カオスマップでは、講座・スクールを5つに区分している。「経営・マネジメント」は、主に経営層・リーダー層を対象にしたもので、経営・マネジメント策の一分野としてデザインを学ぶことができる。「ビジネスデザイン」は、デザイン思考やコミュニティデザインなど広義のデザインに含まれる各分野を総合的に学ぶことができる。「サービスデザイン・マーケティング」「イノベーション」は、それぞれデザインのなかでも「サービスデザイン」領域に特化したスクール、「イノベーション」創出に特化したスクールとなっている。