2022年の道路交通事故の発生件数は30万839件で、重傷者数は2万6,027人、これによる死者数は2,610人で、2000年(8万105人)以降から18年間減少傾向であるものの、1日あたり約824件の人身事故が発生し、約71人が重傷を負い、約7人が亡くなっているという。この交通事故の問題は自家用車だけにとどまらず、会社が保有する社用車による通勤や業務中の事故も多発しており、金銭的な損害だけでなく、企業の信頼を損なう可能性があり、企業にとっては重大な経営リスクとなっているという。同社は交通事故をゼロにするために、車両の安全技術だけではなく、運転手の安全意識向上も重要だと考え、安全運転促進アプリ「ジオドライブ」の提供を行うことになったとのことだ。
スマートフォンにアプリをダウンロードするだけで、同社の地図データを活用して高精度な安全運転診断が可能だ。この利便性により、企業への導入も手軽に行うことができるという。安全運転することで、社員の事故が減少すれば、企業の経済損失を抑えられるだけではなく、社員もギフトなど報酬を得ることができ、安全運転意識の向上を図ることができるとのことだ。
・安全運転でメーターを貯める
道路毎に最高速度に対する速度遵守、または速度超過を判定。
一時停止規制箇所に対する一時停止遵守、または一時不停止を判定。
・貯めたメーターでマイルを獲得
抽選機能などゲーミフィケーションを取り入れ、楽しく続けることができる。
・マイルをギフトに交換
貯まったマイルと交換するギフトは企業や自治体によって自由に設定することができる。
ギフトだけではなく、環境保護団体などへ寄付することも可能だ。
企業単位もしくは、企業の中で部署や従業員単位の安全運転ランキングを出すことも可能だ。