生成AIを活用し写真一枚で誰とでも会話を楽しむことができる「xpression chat」がリリース

近年のChatGPTのようなチャットボットの台頭で、人間とのコミュニケーションと同様に、AIとのコミュニケーションが重要になってくる新しい時代を迎えている。しかし、チャットボットが生成する対象はテキストに限られており、テキスト以外のより幅広い分野に展開する必要性が高まっているという。チャットボットは検索エンジンとは異なり、人間の対話を模倣していることが特徴だ。チャットボットがテキスト以外の分野に進出するためには、見た目や身体、動き、声とセットで人間とコミュニケーションをする必要があり、バーチャルヒューマンへと進化する必要があるという。同社の映像生成AI技術は、チャットボットの出力したテキストを元に、バーチャルヒューマンの見た目や動きにリアルタイムで変換する技術であり、こうした進化を実現するとのことだ。

「xpression chat」は、同社の技術で、写真一枚を元に、写真の人物が動き出す映像をリアルタイムで生成し、ChatGPTで生成されるリアルな会話内容とともに、まるでその人と喋っているかのような体験を実現できる。応援しているアイドル、愛犬、片思いの恋人や、亡くなった親族など、ユーザが話してみたいと思っている人との会話を楽しむことができる。無料プランと有料のプレミアムプランがあり、プレミアムプランは、会話回数が無制限で、スマートフォン内の画像や、画像検索を使うことができる。

また、同社のリアルタイム映像生成AI技術のiOS／Android／Windows／Mac用のSDKをリリースする。