暗号資産の損益計算サービス「クリプタクト」、NFTマーケットプレイス「OpenSea」と連携しNFT取引の損益計算を自動化
2023/8/18
株式会社pafinは、NFTマーケットプレイス「OpenSea」の対応を開始したと発表した。
■背景
NFT取引で所得に応じた確定申告をするためには、取引の損益計算を行い、年間の利益額(または損失額)を把握する必要がある。ただ、NFT売買では取引履歴の取得ができない、また損益計算用のデータが整備されていないなどの理由で、自分で売買の履歴を管理して原価計算や利益の計算を行わなければならない。このように損益計算を行うためには細かな取引情報が必要な上、自分がどの「所得区分」として計算すべきかも把握する必要がある。そのため、納税までの手続きは非常に複雑かつ専門的な知識を要するという。
また、OpenSeaでは本年7月にNFTコレクター同士で直接NFTの交換ができる「ディールズ」という新機能を実装するなど、NFTに関する取引の多角化が進むことにより、損益計算はより煩雑になっているという。クリプタクトがOpenSeaのサポートをすることでNFT取引による損益計算に関する煩わしさの軽減を実現するとのことだ。