ELSOUL LABO B.V.、ChatGPT搭載のアプリを開発できるオープンソース開発ソリューション「Skeet」のSkeet AI v1.5をリリース

アプリケーションフレームワークは、アプリケーション開発のための土台となるコードを自動生成することで、開発者の生産性を向上させることができる。多くのフレームワークは開発ツールを提供しており、開発者はそのツールを使うことで、多くの開発を自動化することができる。しかし、開発者がそのツールを使いこなすまでにはそれなりの学習時間が必要で、一度覚えたとしても何らかの原因によるブランクがあると使い方を忘れやすく、再度コマンドを覚え直したりする必要があるという。Skeet AIはこの学習コストの課題を解決するとのことだ。

これは、Skeet AIが提供するAIコンソールの一例だ。ここでは、ユーザーにツイートができるようにしたいという要望をSkeet AIに伝えるだけで、Skeet AIが自動的に必要なデータモデルを提案する。開発者は、この提案されたデータモデルをそのまま採用することも、要望をより明確にしてデータモデルを改善することもできる。データモデルが決まれば、Skeet AIは必要なコードを自動生成するか開発者に質問する。開発者はAIに作りたいアプリについて相談するだけで、必要なコードが自動生成されるようになっている。このようにAI開発サポートを充実させることで、フレームワーク自体の学習コストを削減し、開発者の生産性を向上させることができる、

現在有効になっているAIサポートは以下の通りだ。
・Firestoreのデータモデルの提案とコード自動生成AI
・Prismaのデータモデルの提案とGraphQLコード自動生成AI
・Skeetドキュメントを学習したAI
・作成した関数のTypeDoc（TypeScriptのドキュメント）生成AI
・ドキュメントやアプリの多言語対応のための翻訳ファイル生成AI