タイミー、成長に向けた事業資金として総額130億円の資金調達を実施

株式会社タイミーは、成長に向けた事業資金として、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行と相対取引により総額130億円のコミットメントライン契約の新規・追加締結を実施したと発表した。今回の調達により、2018年8月のサービスリリース以降、借入を含む累計調達額は約403億円となった。

Contents

■概要

借入先:株式会社みずほ銀行、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社りそな銀行
借入金額:130億円
借入形態:コミットメントライン(相対取引)
借入金利:年利1.0%未満(All-in costベース)
担保などの有無:無担保、無保証
備考:希薄化をともなうもの(新株予約権付与など)は無し

■背景

昨年までは事業者の業種は飲食業・物流業・小売業などが中心だったが、直近1年でこれらの業界の順調な成長拡大に加えて、ホテル業界で前年比約9.2倍、レンタカー業界で前年比約12.0倍、農業分野で前年比約4.3倍等の新たな業界で利用が急増しており、幅広い業界で利用が増加しているという。また、日本全国にある7支社を中心に日本全国での事業者・事業所の開拓を進めると同時に調達資金等を元手に全国主要エリアでのTVCM放映等のマーケティング活動を行った結果、日本全国でワーカー及び事業者・事業所が増加しているとのことだ。
出典元:プレスリリース
更に、エンジニアやカスタマーサクセス(営業)を始めとした全職種での人材採用を行い、従業員数は前年比約2倍で増加し、2023年8月時点で800名を超えている。それらの結果、プラットフォーム上での求人募集人数は2018年から一貫して高成長を継続しており、前年比で約3.2倍になるなど昨年に引き続き持続的な高成長を実現しているとのことだ。
出典元:プレスリリース
このような状況下、想定を上回る事業成長が足元で見込まれることに加え、今後の更なる持続的な高成長を実現するためにも積極的かつ継続的な投資が必要であり、追加の資金調達を進めてきたという。昨年、銀行借入(相対取引)のみで総額183億円の資金調達を実施したが、想定を上回る成長実績、事業から創出されるキャッシュフローの拡大、資本の蓄積に基づく良好な財務基盤等、同社の信用力が評価されたことにより、今年においても銀行借入のみで資金調達に至ったとのことだ。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More