DMM英会話、ChatGPTを搭載したAI英会話チャット「DMM英会話 AI Beta版」を無料で提供開始

合同会社DMM.comは、DMM英会話が、80以上のさまざまなシナリオでロールプレイをしながら英会話ができるChatGPTを搭載したAI英会話チャット「DMM英会話 AI Beta版」をすべての会員に無料で提供を開始したと発表した。

昨今、AIを活用したサービスや技術は急速に拡大し、日常生活に広く浸透しはじめている。生活を向上させ大きな変革をもたらしているAIは、ヘルスケア、交通、エンターテインメントなどさまざまな分野で利用され、教育分野においてもAI技術を活用したサービスが続々と登場し、英語学習にも大きな変化の波が来ようとしているという。今回、DMM英会話が新たに提供を開始した「DMM英会話 AI Beta版」は、第一弾としてシーン別に80以上のさまざまなシナリオでロールプレイをしながら英会話を楽しむことができる「AI ロールプレイ」をリリースした。音声・テキスト両方の入力に対応し、24時間いつでもどこでもスピーキング、ライティング、そしてリスニングの練習をすることが可能だ。テキストベースの対話や質問応答に用いられる、高度な言語理解と生成能力を持つ人工知能「ChatGPT」を搭載しているため、シナリオと関係ない返答や質問をした場合も適切な応答が可能で、より実践的でリアルな会話に近いやり取りができる。
出典元:プレスリリース

■導入の経緯

DMM英会話が常に問題意識として持ち続けていたのが、英語初心者や十分な英会話力があっても外国人とのコミュニケーションにハードルや抵抗を感じるユーザーが、どうすればDMM英会話のレッスンにスムーズに取り組むかということだったという。その解決策の一つとして、2017年5月に日本語・英語での対応ができる日本人講師を導入。しかし、それでも尚そのようなユーザーのハードルを十分に取り除くには至らず、それ以降も新たなサービスの開発に試行錯誤してきたとのことだ。近年ChatGPTなどの革新的な生成AIの登場により、ユーザーが満足する技術基盤が整い、新たなサービスの提供にチャレンジすべく「DMM英会話 AI Beta版」が誕生したという。今回リリースされた「AI ロールプレイ」は、シーン別にキャラクターに扮したAIと、自然でリアルな英会話体験をすることができる。実際の外国人との英会話に不慣れなユーザーでも、周りに気を遣ったり失敗を恐れることもなく英会話を楽しむことができる。多様な英語に慣れることも想定し、AI音声はアメリカ英語とイギリス英語の両方を採用した。テキスト入力にも対応しているため、まだ音声入力は難しいという人や電車内等の音を出しづらい状況でも利用が可能だ。さらに、英語初心者にも使いやすく便利な機能を搭載した。どのように返答して良いか迷った場合は回答で使えるフレーズの候補を提案してくれたり、AIからの返答内容がよく理解できない場合は翻訳機能を使うことも可能だ。また、ユーザーの回答を評価し、どのようにすれば自然で正確な英語表現になるかをフィードバックしてくれる機能もあり、その場で大きな学習効果を得ることができる。

■「DMM英会話 AI Beta版」について

サービス名:DMM英会話 AI Beta版
使用可能時間:24時間365日
対象:無料会員を含む全てのDMM英会話会員

特徴(1)ChatGPT搭載
テキストベースの対話や質問応答に用いられる、高度な言語理解と生成能力を持つ人工知能「ChatGPT」を搭載。AIがキャラクターになりきり、さまざまなシーン別にチャット形式でリアルな英会話のロールプレイができる。

特徴(2)24時間365日予約不要でいつでもどこでも使用可能
AIとのレッスンは、24時間365日予約不要でいつでも利用可能だ。スキマ時間や、実際のレッスン前後に会話の練習として使うことができる。また、インターネットに接続できる環境であれば、スマホ、パソコン、タブレットから場所を問わず使うことができる。

特徴(3)音声・テキスト入力に対応
音声・テキスト両方の入力に対応している。テキスト入力であれば移動中など音が出せない環境でも利用が可能だ。

特徴(4)フィードバック機能、提案機能
自身が回答した内容について、フィードバックを確認することができる。スペルミスや文法ミスを指摘してくれるほか、より自然で適切な言い回しも提案してくれる。
出典元:プレスリリース
どのように返答して良いか迷った際は、提案機能を使って答え方のフレーズを参考にすることが可能だ。
出典元:プレスリリース
特徴(5)80以上のシーンから選べるシナリオ
出典元:プレスリリース
自己紹介などの初級英会話から、ホテルや飲食、ショッピング、ビジネスなど、シーン別に80以上のシナリオが用意されている。

Article Tags

Special Features

連載特集
See More