タクシーアプリ「GO」、訪日外客の利用対応を本格的に開始

GO株式会社は、同社が展開するタクシーアプリ「GO」が、増加するインバウンドユーザーのタクシー乗車体験向上のため、訪日外客の利用対応を本格的に開始すると発表した。

2023年11月10日より海外の携帯電話番号によるユーザー登録の対応を開始し、既にスタートしている各種海外アプリとの連携による「GO」加盟タクシー車両の呼び出しに加え、「GO」ダウンロードによるすべてのサービス利用が可能となる。
出典元:プレスリリース
「GO」は、これまで訪日外客向けサービスとして、各国で既に浸透している交通アプリ、韓国「Kakao T」・東南アジア「Grab」・中国「Alipay」・「Ctrip」と連携を行い、日本国内での同アプリ使用時にGO加盟タクシー車両を呼び出すことができるサービス提供を行ってきた。インバウンド増加を踏まえたサービス強化を行うべく、インバウンド客への調査を実施した結果、根強いキャッシュ文化が存在する日本での移動は、ルールの独自性が高く、駅などランドマークから目的地への移動に困難な印象を持たれやすいということがわかったという。また、アメリカ在住者の「GO」ダウンロード数は、アメリカからの訪日客でタクシーを利用する人数の約4割の規模となっており、海外発行の携帯電話番号登録開始を待つ人が多くいるがわかったとのことだ。

今回、海外の携帯電話番号によるユーザー登録の対応を開始する。アプリ内英語表記や海外発行のクレジットカード登録にも対応しているため、インバウンド客は、各アプリストアから「GO」をダウンロードし、クレジットカードを登録することによって、日本国内でタクシーを呼ぶだけでなく、「AI予約」やスライドドア車両指定などの条件での注文、流しでの乗車時の「GO Pay」の利用などすべての機能を利用することが可能となる。また、端末の言語設定を日本語以外に設定している人の場合は、乗務員との待ち合わせ時の名前確認が自動的に待ち合わせ番号確認となるため、言語に自信のない人・乗務員もスムーズに乗車することができる。

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