アストロスケールの商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」、2月18日に打上げへ
2024/2/9
持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングスの子会社で人工衛星システムの製造・開発・運用を担う株式会社アストロスケールは、商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J(アドラスジェイ、Active Debris Removal by Astroscale-Japan の略)」の打上げを、日本時間2月18日(現地時間2月19日)にニュージーランドのマヒア半島にあるRocket Labの第1発射施設(Launch Complex 1)にて予定していることを発表した。
ADRAS-Jは昨年10月に東京本社からの出荷を完了しており、現在はニュージーランドにあるRocket Labの施設にて、打上げに向けた最終準備を進めているほか、東京の拠点においても、ミッション運用に向けた確認作業を行っているとのことだ。
※1 CRD2:Commercial Removal of Debris Demonstration の略称
※2 非協力物体:接近や捕獲・ドッキング等を実施されるための能力・機器を有さない物体のこと
※3 過去に同様のミッションが実施されたか否かを同社で調査(2023年)