VOLTMIND、LINEで手軽に税務の疑問を解決できる『税務GPT』の提供開始

株式会社VOLTMINDは、LINEで税務相談ができる税務特化AIチャットシステム『税務GPT』の提供を2024年3月4日より開始したことを発表した。
今後、労務GPT、行政GPTのシリーズも展開予定で、すでに開発中とのことだ。

■税務GPTについて

税務に関する相談をLINEで質問するだけで、各省庁からデータを抽出し、要約して教えてくれるという。
対象税目は、法人税、所得税、消費税、相続税、資産税、地方税、減価償却で、会計士・税理士の皆様はもちろん、企業の財務・経理担当者様、個人事業主の方にもご活用頂けるよう税務に関する実務内容も強化学習させているとのことだ。
さらに、税務に関する実務判例を常にアップデートしており、ユーザーの悩みに合わせた最新の情報を提供するという。

■開発の背景

生成AIが発展している昨今、生成AIを実務で使用していくニーズが急速に高まっているという。特に、会計事務所および税理士法人ではスモールビジネスでの資金留保や利益確保、資金調達による事業拡大など事業フェーズにより優先事項が異なるため、AIで最適な回答を判断することが難しいという課題があったとのことだ。また、顧問先からのメールやチャットを用いた質問に応えるために業務が中断したり、新人スタッフの教育のために質疑応答を繰り返すことに時間が割かれて、高度な税務相談や顧問先別の提案に時間を費やすことが困難な状況が問題となっていたという。
そのような中で当社は、ローカルLLMの国内向け生成AIの研究開発で培った技術を駆使し、精度の高い税務特化AIチャットシステム『税務GPT』を開発した。
『税務GPT』は、「会計士・税理士の皆様が本来すべきである業務に集中していただける」24時間365日対応してくれるコンシェルジュのような存在を目指しているという。

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