ヤフー・データソリューション「DS.INSIGHT」に3つの生成AI機能を連続で試験導入 第1弾は検索キーワードから「隠れたニーズ」を生成AIが分析する新機能

LINEヤフー株式会社の多様なサービスから得られる行動ビッグデータを用いた事業者向け分析サービス「ヤフー・データソリューション」は、検索・人流データから人々の興味・関心を分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」に、生成AIに関する3つの試験機能を連続導入すると発表した。
第1弾として本日3月7日(木)、生成AIが検索ビッグデータから「隠れたニーズ」を見つけてくれる機能の試験導入を開始するとしている。(※)なお、「DS.INSIGHT」にて可視化されたデータは、すべて統計化されており、個人を識別可能なデータは含まれない。

出典元:プレスリリース

第1弾「共起キーワード」の「隠れたニーズ」を生成AIが発見する新機能について

第1弾として本日3月7日(木)より導入する新機能(以下、本機能)は、検索データなどを基に生活者の興味関心を可視化する「DS.INSIGHT People」において、特定のキーワードと一緒に検索されているキーワードをマッピング形式で表示する「共起キーワード」機能での分析を生成AIがサポートする。検索キーワード同士のつながりの中から、一見してわかりづらい隠れた傾向を生成AIが考察し、テキスト形式で出力する。

既に2023年10月に「DS.INSIGHT People」において、生成AIがデータを検索キーワード群に分類し、傾向の読み解きや、それらが検索された背景などを分析結果として出力する機能を試験導入している。既存の機能は、「共起キーワード」のマップをカテゴリーごとに整理することで、ユーザーの分析結果についての文脈理解をサポートする。
一方で本機能は、膨大なビッグデータに隠れた既存機能ではカテゴライズされないような検索キーワード同士のつながりを生成AIによって発見し、新規事業などのビジネスアイデアへ活用してもらうことが狙いだ。また同時に、データ分析の前工程となるデータクレンジングや考察などの作業を短縮し、分析業務の負荷を低減する。

既存の生成AIによる考察機能との出力結果の違い

出典元:プレスリリース
「マスク」についての分析結果の場合、既存の生成AIによる考察機能は人々の検索行動の意図として「マスクのブランド・メーカー」「マスクの特性・機能」などといったカテゴリーに分類する。一方新機能は、ビッグデータから「ファンデーション」との関連性を見出し、マスクに付着しづらいファンデーションを探す「隠れたニーズ」を提案する。
出典元:プレスリリース
「キャンプ」についての分析結果の場合、既存の生成AIによる考察機能では人々の検索行動の意図として「キャンプ用品・装備」「キャンプ料理・食事」「キャンプ場所・地域」などといったカテゴリーに分類する。一方新機能は、ビッグデータから「犬」との関連性を見出し、ペットと一緒にキャンプを楽しみたいという「隠れたニーズ」を提案する。

「隠れたニーズ」を生成AIで考察する方法

出典元:プレスリリース
なお「検索意図を調べる」からは、2023年10月にリリースした既存の生成AIによるデータ考察機能を使用することができる。

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