AIを用いた医療機器検査が正式な技術区分で保険収載【新機能・新技術区分で日本初】
2024/6/3
アイリスの「nodoca」を用いたインフルエンザ診断が2024年6月1日より正式に診療報酬項目として新設、これまでと同様に305点の保険点数
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AIを用いた医療機器の検査が、新機能・新技術(C2)区分による保険適用を受けたもののうち、正式な技術区分で収載に至った日本で初めての事例だ(※1)。
アイリスのnodocaは本検査を行うことができる日本で初めての医療機器だ。
アイリスでは、nodocaが広く使われ医療現場の課題が解決される未来に向けて注力するとともに、今後もAI医療機器の開発を推進し、医療の進歩に貢献していくとのこと。
■2024年6月1日からの診療報酬
(診療報酬の算定方法の一部を改正する告示(令和6年 厚生労働省告示第57号) 別表第一 医科診療報酬点数表 )
■診療報酬改定について
また、2年に一度の診療報酬改定により、社会情勢や経済環境を踏まえ保険点数の見直しが行われる。
■nodocaについて
nodocaは累計100施設超の国内医療機関が関わり開発された。 併せて「日本救急医学会推薦AI研究」としての研究開発、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業化支援、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の国産スーパーコンピューター「ABCI」の活用など、医学×情報工学の「産官学医」が連携して開発された。
※2 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公開する令和3年度~平成23年度の新医療機器の一覧及び令和4年度の承認医療機器を当社が確認する限りの情報(2022年5月9日時点)
※3 医療機器の製造販売承認時の区分の一つ。「医療機器の製造販売承認申請について」(平成26年11月20日 薬食発1120第5号)」第1・2(2)に定義される。
※4 厚生労働省が公開する令和4年度~平成25年度の中央社会保険医療協議会総会議事録を当社が確認する限りの情報(2022年9月14日時点)