スタートアップワールドカップ2024東京予選、世界決勝戦の切符を手にしたのは、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.!
2024/7/29
日本全国から約230のスタートアップが応募し、書類審査を通過したトップ11社が当日登壇しピッチを行った。見事優勝の座を獲得したのは、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.である。同社はブロックチェーン技術を活用し、ゲームや漫画等を楽しむだけで報酬が得られるプラットフォームを運営しており、ユニークなビジネスモデルが高く評価された。
優勝したDigital Entertainment Asset Pte. Ltdは、10月に開催されるスタートアップワールドカップ世界決勝戦に東京代表として進出する。
当日のピッチコンテストの様子は以下より視聴可能である。
URL:https://youtube.com/live/7y0Ji19lJxs
(開始50分頃よりイベントがスタートする)。
また、第2位にはAIを活用した不動産データを基に駐車サービスを展開するランディット株式会社、第3位にはアスリートとIT/DXエンジニアのスキルシェア事業を展開する株式会社アーシャルデザインが輝いた。
■パネルディスカッション登壇者
- MPower Partners Fund L.P. ゼネラル・パートナー キャシー松井氏
- 株式会社デジタルガレージ 共同創業者 取締役/学校法人千葉工業大学 学長 伊藤穰一氏
- LinkeIn 日本代表 田中若菜氏
- マネックスグループ株式会社 取締役 代表執行役社長CEO/マネックス証券株式会 取締役社長執行役員 清明祐子氏
- ネットイヤーグループ ファウンダー 石黒不二代氏
大会の後半ではタレントの田村淳氏が特別対談として登壇し、慶應義塾大学大学院での学びとビジネスへの挑戦について語った。また、昨年度の東京予選優勝者であり、世界決勝戦でも優勝を手にしたアイリス株式会社代表取締役の沖山翔氏、昨年度の京都予選優勝者であり、世界決勝戦でファイナリストに残ったHOMMA Group株式会社代表取締役の本間毅氏がスピーチを行った。
日本予選では、特別賞「Startup of the Year」に自動運転技術を開発する株式会社ティアフォーが選出され、株式会社ジャパネットホールディングスからは株式会社ヘラルボニーへ「ジャパネットグループ賞」5,000万円が授与された。初の「ALHD賞」1億円は、株式会社アーシャルデザインが受賞した。
次は8月27日(火)に熊本市で開催される「スタートアップワールドカップ2024九州予選」が続く。九州予選は熊本市、福岡市、北九州市、別府市、鹿児島市の5市連携で開催される。
スタートアップワールドカップは世界100以上の国と地域で予選が繰り広げられ、各地域代表が米国サンフランシスコでの世界決勝で競い合う世界最大級のピッチコンテストである。日本予選は東京、関西、九州で開催され、今年は合計で7,000人以上が参加予定である。