【最新版】不動産テックカオスマップ第10版公開!499サービス掲載

​不動産 × IT を促進する一般社団法人不動産テック協会、同代表理事:巻口 成憲は 2024年8月28日(水)「不動産テック カオスマップ 最新版(第10版)発表セミナー 2024」にて、不動産テック カオスマップ第10版を発表した。

出典元:プレスリリース

■不動産テックカオスマップの重要性

不動産テックカオスマップは、不動産業界の最前線に立つサービスを一挙に俯瞰できる指標として、毎年注目を集めている。第10版となる今回は、不動産テック市場の成長と変遷を反映し、業界関係者にとって欠かせないツールとなっている。

■カオスマップについて

不動産テックの定義
不動産テック(Prop Tech、ReTech:Real Estate Techとも呼ぶ)は、不動産 × テクノロジーの略であり、テクノロジーの力によって、不動産に関わる業界の課題や従来の商習慣を変えようとする価値や仕組みのこと。

掲載ガイドラインについて
不動産テック カオスマップは、以下のガイドラインに従って掲載を行っている。

掲載要件

- AI(人工知能)、IoT、ブロックチェーン、VR/AR、ロボットなど現時点において先進的なテクノロジーを活用しているビジネスまたはサービス
- 一般的なITやビッグデータを活用することで、現時点において新しい価値や顧客体験をつくりだしているビジネスまたはサービス
- 一般的なITやビッグデータを活用することで、現時点において新しいビジネスモデルや収益モデルを実現しているビジネスまたはサービス
- 一般的なITやビッグデータを活用することで、既存の業界課題の解決や商習慣・慣例を打破しているビジネスまたはサービス
- 一般的なITやビッグデータを活用することで、オンラインプラットフォームを実現しているビジネスまたはサービス

※不動産テック カオスマップについて
不動産テック カオスマップは不動産テック協会が年に1度独自のリサーチにより独自の視点で取りまとめたもので、網羅性や正確性を完全に担保するものではありません。

第10版編集方針の変更点

今回の第10版では、以下の編集方針が採用され、掲載内容の精度と関連性がさらに向上した。
- サービス内容の変化により該当しなくなったものの削除
- 運用が一年間なされていないものの削除
- メディアのみのサイトの削除
- 集客、送客サイト、自社物件サイトの削除
- 不動産情報を「不動産データベース」に変更
- 「リフォーム、リノベーション」カテゴリーの削除:マッチングサービスに統合
- 「物件情報、メディア」は削除:物件情報は不動産データベースと統合
これにより、現在の不動産テック市場の状況を反映した内容となっている。カオスマップは以下のサイトよりご覧いただける。
https://retechjapan.org/retech-map/

■不動産テックサービス1年間の傾向

- 不動産クラウドファンディング企業数が81社に増加(前年より12社増)
- VR/ARによる物件内覧の普及
- BtoBマッチングサービスの増加
- 業務支援は大手が安定、よりニッチなサービス領域のサービス展開
- AIチャットボットによるサービス向上と従業員負担軽減
- オンラインプラットフォームによるプロセスの簡素化
- 民泊ビジネスやスペースシェアリングでの画像解析技術による提案と管理効率化
- データ活用による市場予測と顧客行動の理解深化
- データ収集と利用には厳格なデータ保護規制の遵守が求められ、プライバシーとセキュリティの問題が重要な課題
出典元:プレスリリース

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