VRヘッドセットの種類や選び方を解説!最新のおすすめ製品も紹介
2022/2/9
Contents
ここでは、VRゴーグルの種類や特徴、おすすめの商品などについて紹介します。
VRヘッドセットの種類
スマホVR
仕様・特徴
スマホVRは、専用のVRゴーグルにスマホをセットすることで、手軽にVRの世界を体験することができるデバイスです。スマホとVRゴーグルがあれば、高度な技術やハイスペックなPC等がなくてもゲームや動画などのVRコンテンツを楽しむことができるため、人気を集めています。
VRゴーグルのもう1つの魅力はなんといっても手の届きやすい価格にあると言えるでしょう。安いものであれば数百円、上位モデルでも1万円前後という価格設定はVR初心者でも挑戦がしやすいのではないでしょうか。
こんな人におすすめ
スマホVRは、とにかくまずはVRの世界を気軽に体験してみたい、スマホVR対応のゲームをプレイしたり、VR動画をみてみたいとう方に特におすすめです。
また、スマホVRはスマホがあればすぐに使用できることから、外出中や旅行中など自宅以外の場所でVRを楽しみたいという方にもおすすめです。
スタンドアローン型
仕様・特徴
スタンドアローン型ヘッドセットの大きな特徴は、ハイスペックなPCがなくても高品質なVR体験が可能という点です。センサーや機器等の設置、接続などの煩雑な作業が必要ないので、手軽に高度なVR体験ができるというバランスの取れたデバイスです。
コードレスでプレイできることから自由度が高いという点や、持ち運びがしやすく外出先やイベント等で使用するなど汎用性が高いといった点も人気のポイントです。
デバイスの価格も2、3万円程度で、スタンドアローン型が今後のVRヘッドセットの主流になるとも言われています。
こんな人におすすめ
スタンドアローン型はスマホVRよりワンランク上のVR体験をしてみたい人や、より高い没入感を味わいたい人におすすめです。
コードレスで持ち運びもしやすいため、外出先などでデバイスを使用したい人や、イベントやパーティーなどで使用したい人にも向いています。
また、近年、スタンドアローン型でマルチプレイができるゲームが続々と開発されているため、VRゲームを友達や家族などと一緒に楽しみたいという方にはスタンドアローン型ヘッドセットがおすすめです。
ハイエンドVR(PC型・ゲーム機型)
仕様・特徴
ハイエンドVRはPCやゲーム機と接続することで、より高品質なVR体験ができるデバイスのことです。ハイエンドVRの魅力は高い画質と解像度、ルームスケールという機能が搭載されていることです。ルームスケールとは自分が部屋の中を歩くことでゲームのキャラクターを操作することができる機能で、高画質なVR映像と組み合わさることでより高い没入感を可能にしています。
スマホVRやスタンドアローン型ではプレイできない、ハイエンドVR専用のゲームが充実しているという点も人気の秘訣です。
価格は3万円台から15万円を超えるものまで様々で、さらにハイスペックなPCやゲーム機器を揃える必要があるため、VR上級者におすすめのデバイスと言えます。
こんな人におすすめ
ハイエンドVRは、スマホVRやスタンドアローン型を超えるVR体験を経験したい人や、ハイエンド型でプレイが可能な「VRカノジョ」や「The Elder Scllors Skyrim VR」などの人気ゲームをプレイしたい人におすすめです。
高スペックのPC等を必要とし、開始前の環境セットアップが複雑な場合もあることから、VR初心者より上級者の方におすすめです。
VRヘッドセットの選び方のポイント
トラッキングの種類
ヘッドトラッキングは、ヘッドマウントディンスプレイに搭載されたセンサーで、頭の動きを感知し、360度追尾できます。顔を向けた方向に映像が動くため、映像の世界に入ったような没入感を体験できるという特徴を持っています。
2つ目が、ポジショントラッキングです。こちらはヘッドマウントディスプレイがどこにあるか、位置を追尾する仕掛けになっており、頭の動きだけではなく身体の動きも追尾します。
アイトラッキングは、VRゴーグルの内側にあるセンサーで、目の動きを捉えて、映像を動かします。
ピント調節機能の有無
使用目的
対応機器
おすすめのVRヘッドセットを種類別に紹介
スマホVRのおすすめ製品
①VR「ハコスコ タタミ2眼」
スマホVRの中でも最も手軽に、かつ安価にVR体験ができるダンボール製のVRゴーグルです。iPhone、Androidの幅広い機種に対応しているため、VRデビューにおすすめです。
②iPhone用VRゴーグルなら「Canbor VRゴーグル」
「Canbor VRゴーグル」は、数々のレビューサイトでも高い評価を得ているVRゴーグルです。手頃な価格ながら、装着感が良く、長時間着けていても疲れにくい、ピント調整機能付で高い臨場感を味わえる、操作性が良く初心者でも操作がしやすいなどという点が人気のポイントです。メガネをしたまま装着できるという点でも支持を集めています。
③Android用VRゴーグル なら「Gear VR」
Galaxyシリーズ対応のVRゴーグル「Gear VR」。サムスンとOculus VRが共同開発したデバイスで、対応機種はGalaxyシリーズのみながら、スペック、解像度、操作性の高さは目を見張るものがあるVRゴーグルです。Galaxyユーザーで、1万円前後のデバイスを検討している方には特におすすめです。
スタンドアローン型のおすすめ製品
スタンドアローン型ヘッドセットの購入の際には、価格はもちろん、デバイスが対応するアプリやストア、駆動時間やトラッキング方法、解像度などの基本スペック、動画をみたい、ゲームをしたいなど自分が重視する点は何かをポイントに選択することが重要です。ここでは、おすすめのスタンドアローン型ヘッドセット3商品を紹介します。
①リーズナブルな価格で本格VRが体験できる「Oculus Go」
Facebook傘下Oculusが開発、販売を手がけるスタンドアローン型ヘッドセットです。幅広いコンテンツに対応し、本格的なVRが体験ができる機能を持ちながら、リーズナブルな価格で手に入る点が最大の魅力です。
トラッキング方式が3DoFのため、本格的なVRゲームをプレイしたいという方には向いていませんが、Netflixやhuluなど映像コンテンツを楽しみたいという方にはおすすめの商品です。
②6DoF対応、世界初のスタンドアローン型VRヘッドセット「mirage solo」
PCメーカーLenovoが発売した世界初のスタンドアローン型VRヘッドセット「mirage solo」。世界初でありながら、トラッキング方式に6DoFを採用したよりリアルで本格的なVRを楽しむことができるデバイスです。GoogleのVRプラットホームに対応しているため、YouTubeやChromeなどといったアプリをダウンロードすることも可能です。
③スタンドアローン型の最高峰「Oculus Quest」
スタンドアローン型でありながらハイエンドVR並みの品質の高さが話題のOculus社の「Oculus Quest」。デバイスだけでなくコントローラーも6DoF対応で高い没入感が得られる点、ハードスペックの改善により、本格的なVRゲームにも対応が可能になった点など、スタンドアローン型の最高峰モデルとも言えるデバイスです。
ハイエンドVRのおすすめ製品
①Oculus Riftの進化モデル「Oculus Rift S」
VRヘッドセット業界を牽引するOculusが開発、販売する「Oculus Rift S」。高いシェアを誇っていたOculus Riftの進化版で、外部センサーなしでトラッキングが可能な点や、セットアップのわかりやすさ、装着感などが大幅に改善されていることで話題を集めています。このデバイスでしかプレイできない専用ゲームが充実している点や、握りやすいコントローラー、他のハイエンドVRと比べると比較的手の出しやすい価格などが魅力です。
②ゲームを楽しむなら「HTC VIVE」
「HTC VIVE」は高い解像度と広い視野角で高い没入感が体験できるHTC社開発のハイエンドVRヘッドセットです。STEAMと連携しており、プレイできるゲーム数が非常に多いことが最大のメリットです。VRゲームを楽しむことが一番の目的であるという人にはこのヘッドセットがおすすめです。
③操作性とコスパに優れる「PSVR」
PlayStation4に接続することでVR体験ができるSONY製のヘッドセットです。PS4のコントローラーが使用できるので操作性が高く、別売りの専用コントローラーなどでよりゲームを楽しむことができる点が魅力です。すでにPS4をお持ちの方には導入がしやすいデバイスかもしれません。