Today's PICK UP

Figmaとは|Figmaを使うメリットと導入方法を詳しく解説

多くのデザイナーに利用されているFigmaって何?使い心地や料金は?どんな人に向いてるの?ここでは、Figmaを使うメリットや導入方法を解説します。また、仕事の効率化が図れるFigmaの便利な機能も紹介します。

Figmaを活用して作業の効率化を図ろう

Figmaというワードを聞いたことはありますか?Figmaは、「Adobe XD」や「Sketch」と並ぶ人気のUIデザインツールです。2006年にリリースされ、近年日本でも利用している方が増えてきています。今回は、Figmaとはどのようなツールであり、使い心地や利用料金などはいかがなものかなどを解説します。またFigmaの導入方法や、効率的に作業ができる便利な機能を紹介します。

Figmaとは

Figmaとは、UIデザイナーが業務を行う際に必要な機能を多く集約した、ブラウザ上で簡単に使えるプロトタイピング(デザイン)ツールです。創業10年以内にして10億ドル以上の評価額が付けられている非上場のベンチャー企業を指す「ユニコーン企業」として認定され、SlackやTwitter、Microsoftなど多数の有名企業で採用されています。インストールが不要でブラウザを起動できれば、場所を問わず使用できます。また共有機能に優れているため、1つのファイルを複数人で編集することができます。別の場所にいながら1つの作品にさまざまな役割の人がリアルタイムで編集できるため、オンラインを有効に生かしたFigmaは現在のテレワークのような遠隔でやりとりをするビジネスにぴったりなツールと言えます。

デザインコラボレーションツール

Figmaは、アメリカで誕生したブラウザ上で簡単にUIデザインやWebデザイン、グラフィックデザインができるツールです。PowerPointがわりにもなるため、資料作成にも使えます。アップデートを繰り返し行い、機能性がアップしているので、SketchやAdobeXDと並んで人気があります。1つのプロジェクトにおいて、さまざまな関係者が共同作業できるように、チーム間でデザイン共有したり、コメント機能が搭載されています。Figmaは、情報共有やコミュニケーションを円滑に進めることができるデザインコラボレーションツールです。

基本無料で使える

Figmaの料金プランは、Starter・Professional・Organizationの3種類あります。Starterは無料で使用でき、個人、小規模プロジェクトに向いています。プロジェクトは最大1つまで、ファイルは最大3つまで同時に作成することができます。Fileを編集できるエディターは無制限なため、しっかりとコミュニケーションをとって作成できます。Figma Professionalは年払いで月々$12、月払いなら月々$15、Organizationは月々$45で利用でき、中小企業や大企業のチームプロジェクトでの使用に向いています。プロジェクトやファイルは無制限に作成でき、バージョン履歴も無制限に残せたりと使用できる機能の幅が広がります。無料のプランでも十分に多くの機能が利用できるため、個人での利用や小規模でのチームワークではStarterプランがおすすめです。

SketchやAdobe XDのデータをインポートできる

SketchやAdobe XDの素材をインポートできるので、今までSketchやAdobe XDを使っていた人も導入しやすいです。XDデータのインポート方法は2通りあり、1つ目は「XD2Sketch」を利用します。ただ有料のサービスで、1ファイルのみの移行であれば$17かかります。2つ目は、SVGとしてエクスポートします。ただこの方法では、レイヤー名や画像データ、プロトタイプの設定は移行できません。Sketchデータのインポートは簡単に行うことができ、Figmaのホーム画面にある「Import file…」をクリックしてデータを選択すると完了です。

Figmaの特徴と導入するメリット

Figmaの特徴と導入するメリットについて紹介します。Figmaは、アメリカ・サンフランシスコに本社を置き、2006年にリリースしました。そして2022年3月、アジア圏初となる日本法人を設立しました。GoogleやMicrosoft、Netflix、LINE、クックパッドなどさまざまなジャンルの企業のデザイナーたちに評価が高く、世界のデザイナーが使いたいツールNO.1として君臨しました。ソフトをインストールする必要がなく、インターネットに繋がるデバイスさえあれば、世界のどこからでも同じファイルにアクセスできます。

デザインのシェアができる

一般的なデザインツールは、デザイナー1人が全てを管理し、デザイン制作後エンジニアにファイルを転送して共有します。またネイティブアプリをダウンロードしなければならないツールがほとんどです。Figmaはアプリをダウンロードせずにブラウザ上でやり取りができます。アカウントさえ持っていれば、違うデバイス上からでもログインでき、またURLを共有すればチームメンバー全員が同じデザインを編集できます。常に最新のデザインがリアルタイムで更新されるため、デザインを送り合う必要がありません。

作業の効率化が図れる

アプリやファイルをダウンロードすることなく、共同作業がリアルタイムで反映されます。クラウド上でファイルが管理されるため、常にチーム間で最新のデータが維持されます。複数のファイルから最新版を探す必要がなく、データの乱立を防ぐことができ、作業の効率化につながります。URLを共有するだけでデザインが見れるので、デザインチェックをする際に書き出してメールなどで送信したり、相手のアプリ・アカウント保持の確認をする必要がなくスムーズに作業を進行することができます。

Figmaの導入方法の流れ

Figmaの導入方法の流れを解説します。まず、Figmaをブラウザで開くかアプリで開くか選択をします。利用するにはアカウントが必要なため、Figmaの公式サイトで作ります。Googleアカウントまたはメールアドレスが必要です。Figmaはまだまだ日本ではユーザーが少なく、デフォルトではGoogle Fontsが読み込まれるようになっています。そのため、日本語を使用するためには設定が必要です。簡単な手順で設定できるので、始める前に設定しておくのがおすすめです。

ブラウザ版かアプリ版を選択

Figmaを導入する際には、まずブラウザ版かアプリ版かを選びましょう。ブラウザ版では操作するのに重くなってしまう場合もあるので、アプリ版がおすすめです。使用しているOSのアプリケーションをダウンロードしてセットアップします。ブラウザで利用すると、デフォルトではローカルのフォントデータが利用できないので、「Font Installers」からフォント読み込みができるように設定しましょう。アプリでは設定の必要はありません。

公式サイトでアカウントを作成する

Figmaを利用するにはまずアカウントの作成が必要です。Figmaの公式サイトでアカウントを作成しましょう。画面右上の「Try Figma for free」をクリックして、Googleアカウント、もしくはメールアドレスとパスワードを入力して登録します。英語表記のみなので注意しましょう。入力すると、アンケートが表示されるので、名前と職業を入力しましょう。後から変更もできます。メールが届くので、「verify email」をクリックして完了です。

日本語を有効化する

デフォルトではGoogle Fontsが読み込まれるようになっています。Figmaは日本語フォントに対応していないため、まずローカルのフォントを設定して、日本語を使えるように設定しましょう。簡単に設定できるので、はじめに設定しておきましょう。操作方法は、まず左上にあるFigmaのロゴをクリックし、「Account Setting」を開きます。登録したアカウントの設定画面が出てくるので、ページ下部にある「Fonts」セクションに表示される「Download installer」をクリックします。「FigmaInstaller.pkj」がPCにダウンロードされるので、パッケージをダブルクリックして開きましょう。インストーラが起動するので指示に従ってインストールします。

Figmaにある便利な機能

FigmaでUIデザインを作成する際に、「仕事が効率化する便利な機能はないだろうか」「自分の学習だけでは足りない部分を、誰かが指摘してくれる機能はないだろうか」などという疑問を持った方はいないでしょうか。ここでは、Figmaに搭載されている便利な機能を5つ紹介します。チームメイトからのアドバイスや指摘が、オンタイムで見れてすぐに修正でき、よりよいデザインが常にアップデートできるような機能があれば、仕事が効率化してチームメイトとのコミュニケーションがスムーズにできます。

オートレイアウトAuto Layout

オートレイアウトとは、コンテンツに合わせてフレームを作成できる機能です。コンテンツの内容が変わっても、レイアウトを崩す心配がありません。オートレイアウトを活用することで、例えば、文字数が増えたためにボタンの大きさを変えたり、余白の調整を手動で行うといった手間を省くことができます。一つ一つの修正を手動で行うとミスがでてしまい形が崩れてしまいます。オートレイアウトを取得することで、デザインルールが明確になり、見やすく整ったデザインに仕上げることができます。

コンポーネントComponent

コンポーネントとは再利用ができるUIの要素を意味し、デザインの一貫性を担保できる機能です。「Sketch」の「Symbol」と同じ機能です。コピーしたものをコンポーネント化すれば、フォント、色、枠線、位置、エフェクトなどオブジェクトのスタイルをまとめて適用することが可能になります。リストビューやナビゲーションなど、同じデザインを作るときに便利です。再利用することで、士官が節約され、仕事の効率化につながります。

カーソルチャット

吹き出しのようなメッセージが送れるが数秒で消える機能です。音声でやりとりできない場合などにリアルタイムでメッセージを伝えるときに便利です。スラッシュキーを押すことで、テキストボックスが自分のカーソル上に出現します。このテキストボックスにメッセージを入力することで、マウスカーソルが話しているように見えます。ショートカットキーとしても使えるので、すぐに対応ができます。

メンション

メンションは、チームでの作業で活躍する機能です。複数人で作業している場合、誰がどの部分を見ているか一目で分かります。また、特定の人に向けてコメントを残すこともできます。コメントに@の後に伝えたい人のアカウント名を入力することで、相手に通知がいく仕組みです。2度目からコメントに@と入力すると、最近やり取りした共同編集者を提案してくれるので、わざわざアカウント名(名前)を入力する必要がありません。

ワシテープ

さまざまなデザインを作成していく中で、大事なアイデアをより目立たせたい場合や、オンライン会議時などにアピールしたい部分に印をつけたい場合などに役立つのがワシテープです。ワシテープは、よいアイデアを分かりやすくするデジタルマスキングテープ機能であり、たくさんのワードやデザインから探す必要がなく、目立ちます。日本語の和紙が語源となっており、日本人の私たちには親近感がある機能です。

Figmaの利用する際の注意点

Figmaには便利な機能が多くあり、チームワークに適しているデザインツールです。URLさえ共有すれば同じデザインを編集でき、リアルタイムでコメントを残せたりするため、多くのデザイナーに人気です。しかし、日本ではまだ使用している人数が少ないこともあり、日本語に対応していなかったり、デザイン業界で最も多く使われているソフトに対応していないなどのデメリットがあります。ここでは、Figmaを使用する際に知っておきたい注意点を紹介します。

Adobe製品との連携機能がない

Figmaを利用する際に注意しなければならない点は、Adobe製品との連携機能がないことです。Adobe製品には、デザイン業界で最も多く使われているソフトであるイラストレーターやフォトショップなどが挙げられます。ベクター画像を編集するにはイラストレーターが、また画像の編集ではフォトショップが優れています。しかしFigmaは上記のツールと連携できないため使用できませんが、イラストレーターで作成したベクター画像をコピーしてFigmaにペーストすることができます。コピーした画像はFigma上で編集も可能です。ただしイラストによっては短縮化されてコピーされてしまい、ある程度の限界があります。

日本語に十分対応していない

Figmaはアメリカで開発されたツールなため、日本語対応していないというデメリットがあります。日本語を使用できるように設定することはできますが、日本語での解説やデフォルトで入っている日本語もあまりなく、使いづらいと感じる方も少なくはないでしょう。しかし、Figmaを利用する日本人が増えてきたこともあり、「Figma Japan」が創設され日本語での解説も増えてきています。今後さらに改善され、日本人にとっても使いやすい環境になることが期待されます。

まとめ:Figmaは複数人で共同作業をする人におすすめしたいツール

Figmaは、インストールせずにブラウザ上で簡単に操作でき、無料で利用できます。1つのプロジェクトにおいて、さまざまな関係者が共同作業できるような便利な機能が搭載されています。情報共有やコミュニケーションを円滑に進めることができるため、チームワークでのビジネススタイルにおすすめのツールです。

人気記事

日本5社目のユニコーンと報じられた「Opn」。世界を舞台に急成長を遂げるフィンテック企業の展望とは

日本5社目のユニコーンと報じられた「Opn」。世界を舞台に急成長を遂げるフィンテック企業の展望とは

伝説の幻獣である「ユニコーン」になぞらえて、企業価値評価額の高いスタートアップを評する言葉、「ユニコーン企業」。アメリカや中国でその数が増え続けている一方で、日本では未だ、少ない状況にあります。そんななか、2022年5月にシリーズC+ラウンドで1億2,000万ドルを調達し、日本5社目のユニコーンと報じられた企業があります。それが創業からグローバルを視野に事業を営み、東京やバンコクなどアジア6カ国を拠点とするフィンテック企業、Opn株式会社です。 さらに資金調達と同時に、ビジョンと戦略を刷新。無駄を削ぎ落し、鋭さの増した同社の成功を支える組織とプロダクトの強み、次に目指す世界について、創業者であり、代表取締役CEOを務める長谷川 潤氏にお話を伺いました。

過疎地を救う? お手伝い×旅のプラットフォーム「おてつたび」による関係人口の増加

過疎地を救う? お手伝い×旅のプラットフォーム「おてつたび」による関係人口の増加

地域活性化や地方創生という言葉が聞かれ始めて久しい昨今。UIJターン移住者に向けて補助を行っても、少子高齢化などの課題改善が難しい地域もあります。そんな多くの自治体が抱える課題に「旅」という側面からアプローチをするのが、プラットフォーム「おてつたび」です。「お手伝いをして賃金を得ながら旅がしたい」と考える方と、「人手不足を解消しながら地域の魅力を伝えたい」と考える地域の方々をプラットフォーム上でマッチングすることで、地域の課題解決や活性化に貢献しています。 今回は、おてつたびを運営する、株式会社おてつたびの代表取締役 CEOである永岡 里菜氏に、お手伝いをしながら旅をすることが地方や人々に与える価値、今後おてつたびが地方創生に対して担う役割についてお話を伺いました。

東芝の舵を取る新社長 島田太郎氏が見据える復権の鍵に、立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

東芝の舵を取る新社長 島田太郎氏が見据える復権の鍵に、立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

2022年3月に東芝の代表執行役社長 CEOに就任した島田太郎氏。デジタル分野のトップを務めた島田氏は、「東芝でデジタルが分かる初めての社長」として就任時から大きな注目を集めています。 昨年開催された「Digital Shift Summit 2021」では「日本企業がデジタルシフトでGAFAに打ち勝つ方法」というテーマの鼎談に立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、デジタルホールディングス代表取締役会長の鉢嶺登氏とともに参加し、東芝および日本企業の未来についての展望を語っています。 島田氏は、日本を代表する企業である東芝でどのような事業を強化し、どう舵取りをしていくのか。東芝が目指すDXの形や、プライバシーを最優先した次世代のデータビジネスとはどのようなものなのか? また、東芝および日本企業がGAFAに打ち勝つためにできることとは。社長に就任した島田社長が抱くビジョンに迫ります。 前編は島田氏が社長に就任してからの変化、東芝が手がけるスマートレシート躍進の理由と将来の展望、ナノエコノミーの可能性などについてお話をうかがいます。

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに迫ります。前編では「EV先進国」の名を欲しいままにしているその理由を、国の政策や技術の面から探ってきました。後編となる今回は、自動車産業に参入してきた新興メーカー3社を紹介するとともに、日本の立ち位置の考察、中国が抱える課題を話題に進めていきます。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

DX・カーボンニュートラル・量子コンピューティング。「人と、地球の、明日のために。」東芝ができること。東芝 島田太郎新社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

DX・カーボンニュートラル・量子コンピューティング。「人と、地球の、明日のために。」東芝ができること。東芝 島田太郎新社長×立教大学ビジネススクール田中道昭教授【後編】

2022年3月に東芝の代表執行役社長 CEOに就任した島田太郎氏。デジタル分野のトップを務めた島田氏は、「東芝でデジタルが分かる初めての社長」として就任時から大きな注目を集めています。昨年開催された「Digital Shift Summit 2021」では「日本企業がデジタルシフトでGAFAに打ち勝つ方法」というテーマの鼎談に立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、デジタルホールディングス代表取締役会長の鉢嶺登氏とともに参加し、東芝および日本企業の未来についての展望を語っています。 島田氏は、日本を代表する企業である東芝でどのような事業を強化し、どう舵取りをしていくのか。東芝の考える顧客中心主義とは? 東芝の技術はカーボンニュートラルにどう寄与するのか? 島田社長が抱くビジョンに迫ります。 後編は東芝の「人と、地球の、明日のために。」という企業理念に込められた思い、島田社長の考えるリスキリングのあり方、量子コンピュータの持つ可能性などについてお話をうかがいます。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

【Netflix徹底解剖】Netflix4.0、世界最先端のDX戦略を追う

【Netflix徹底解剖】Netflix4.0、世界最先端のDX戦略を追う

全世界での有料会員数が2億人を突破。飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続ける企業、Netflix。現在の利用者の中には、彼らの事業が店舗を持たないDVDオンライン郵送サービスからスタートしたことを知らない人もいるかもしれません。1997年、小さなスタートアップ企業として創業したNetflixはその後、DVDレンタルのサブスクリプション、動画ストリーミング配信のサブスクリプション、そして動画オリジナルコンテンツの配信と、デジタルを基盤に着実にビジネスを変革し、今や皆さんご存知の通り、デジタルコンテンツプラットフォームの王者へと成長を遂げています。今回の「世界最先端のデジタルシフト戦略」vol.4では、そのビジネストランスフォーメーションの変遷を立教大学ビジネススクール 田中道昭教授に徹底解剖していただきます。小さなスタートアップ企業であったNetflixがいかに王者となれたのか。その変革の奥にある秘訣とは。DXに取り組む日本企業も見習うべき一貫した姿勢に迫ります。

メンタルヘルス後進国、日本。DXはメンタルヘルスに貢献できるのか

メンタルヘルス後進国、日本。DXはメンタルヘルスに貢献できるのか

欧米に比べ大きく遅れているといわれる日本のメンタルヘルスを取り巻く環境。事実、欧米ではカウンセリングを受診した経験のある人は52%にも上りますが、日本では6%という低水準。先進国のなかで突出した自殺者数についても、厚生労働省は深刻な状況と受け止めています。 そんななか、β版での運用を終え、2022年7月5日に正式ローンチされた「mentally(メンタリー)」は、日本では敷居の高いメンタルヘルスに関する相談が気軽に行えるアプリ。株式会社Mentally 代表取締役CEOを務める西村 創一朗氏は、自身も過去に双極性障害(※)を乗り越えた経験を持っています。メンタルヘルス市場はDXによりどう変化していくのか。インタビューを通して、日本のメンタルヘルス市場の未来を紐解きます。 ※ 双極性障害:活動的な躁(そう)状態と、無気力なうつ状態を繰り返す障害。

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

新社長はベイシアをどう「尖らせる」のか。ベイシア社長 相木孝仁氏に立教大学ビジネススクール田中道昭教授が迫る【前編】

ホームセンターのカインズにワークマン、東急ハンズなどをグループ会社に持つベイシアグループ。その中核をなすのが東日本をメインに展開する食品スーパー大手のベイシアです。広大なワンフロアの店舗で地域住民のニーズに応える圧倒的品揃えと価格を実現し、その動向は常に業界内での注目を集めています。今回の対談では、立教大学ビジネススクールの田中道昭教授と、今年7月にベイシアの新社長に就任された相木孝仁氏の二人が、新体制となったベイシアの独自戦略について意見を交わします。 前編は相木社長の経歴と社長就任までの経緯、ベイシアグループが標榜する「ハリネズミ経営」、高品質なプライベートブランド(PB)の開発および販売戦略、今後の出店戦略などについてお話をうかがいます。

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

「8割以上の精度で、赤ちゃんが泣く理由が判明」CES2021イノベーションアワード受賞。注目の日本発ベビーテック企業とは

テクノロジーの力で子育てを変えていく。そんなミッションを掲げ、泣き声診断アプリや赤ちゃん向けスマートベッドライトなど、画期的なプロダクトを世に送り出してきたファーストアセント社。「CES2021 Innovation Awards」を受賞するなど、世界的に注目を集めるベビーテック企業である同社の強さの秘密とは。服部 伴之代表にお話を伺いました。

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

世界のMaaS先進事例7選。鉄道・バス・タクシーなど交通手段を統合したサブスクモデルも!

国内でMaaS(Mobility as a Service)実証が活発化している。新たな交通社会を見据え、既存の交通サービスの在り方を見直す変革の時期を迎えているのだ。 交通社会は今後どのように変わっていくのか。MaaSの基礎知識について解説した上で、海外のMaaSに関する事例を参照し、その変化の方向性を探っていこう。

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

Googleやビル・ゲイツも出資する“代替肉”スタートアップ「インポッシブル・フーズ」〜海外ユニコーンウォッチ#2〜

「ユニコーン企業」ーー企業価値の評価額が10億ドル以上で設立10年以内の非上場企業を、伝説の一角獣になぞらえてそう呼ぶ。該当する企業は、ユニコーンほどに珍しいという意味だ。かつてのfacebookやTwitter、現在ではUberがその代表と言われている。この連載では、そんな海外のユニコーン企業の動向をお届けする。今回は欧米を中心に注目されている「代替肉」を扱う「インポッシブル・フーズ」を紹介する。

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国EV市場を席巻する、三大新興メーカーを徹底分析。脅威の中国EVメーカー最新事情・後編【中国デジタル企業最前線】

中国企業の最新動向から、DXのヒントを探っていく本連載。今回は、ガソリン車に代わるモビリティとして期待が高まるEV(Electric Vehicle=電気自動車)と、その核とも言える自動運転技術で世界をリードする中国の強さに迫ります。前編では「EV先進国」の名を欲しいままにしているその理由を、国の政策や技術の面から探ってきました。後編となる今回は、自動車産業に参入してきた新興メーカー3社を紹介するとともに、日本の立ち位置の考察、中国が抱える課題を話題に進めていきます。

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】

生産労働人口の減少を受け、日本企業はいよいよ生き残りをかけたデジタル化に取り組まなければいけないと言われるフェーズに入ってきました。とはいえ、それができている企業とそうでない企業との差が激しくなっているのも現状です。 そんななか、ホームセンター大手カインズでは、40年かけて積み重ねてきたホームセンターとしてのあり方を見直し、IT小売企業として生まれ変わろうとしています。カインズでデジタル戦略本部長を務め、戦略の指揮をとる池照 直樹氏に、同社のデジタル戦略についてお話を伺いました。 前編は、カインズがどのようにしてデジタル化を実現させていったのか、具体的な取り組みを交えてお届けします。

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookも注目の「メタバース」とは何か? スマホ向けメタバース「REALITY」のDJ RIO氏に聞く

Facebookが社名を変更し、中核事業に据えるほど力を入れる「メタバース」。2021年8月にはグリー株式会社が、今後2~3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指すと発表しましたが、その中核を担うのが、グリー株式会社の子会社であり、これまでバーチャルライブ配信アプリを手がけてきたREALITY株式会社です。今回は、そんな同社の代表を務めるDJ RIO氏にインタビュー。そもそもメタバースとは何なのか。なぜこんなにも注目が集まっているのか。メタバースは、世界のあり方をどのように変えるのか。メタバース初心者のビジネスパーソンには必読のインタビューです。