Notionでのテンプレートの使い方とおすすめテンプレートサイトを紹介

Notionには便利な3つのテンプレート機能があり、資料を見やすくまとめることが可能です。また、作業効率を上げることもできます。本記事では、テンプレートの使い方と活用方法を解説し、あわせておすすめのテンプレートサイトも紹介しています。

メモ・ドキュメント作成やデータベースなど、さまざまな機能が搭載されているNotionでは、テンプレートを使うことができます。公式がデフォルトで用意しているものや、Notionユーザーが配布しているものなどから用途に合わせて適用可能です。

本記事では、テンプレートの使い方から便利な活用方法まで解説します。あわせて、無料で使えるテンプレートサイトも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

テンプレートの使い方

Notionのテンプレート機能は、次の3種類に分けられます。

・テンプレート
・テンプレートボタン
・データベーステンプレート

テンプレートは、ページ構成やデザインなど全体のひな型が適用可能です。

テンプレートボタンは、ブロックを1つのテンプレートとしてボタン化できるので、ページ内で同じブロックを使いたい場合に利用します。

データベーステンプレートは、同じ情報を繰り返し入力しなくても済むようにデータベースの中身をテンプレート化できるため、作業効率を上げられます。

テンプレートの使い方と編集方法

テンプレートは、デフォルトのテンプレートと配布されているテンプレートの2種類があります。それぞれの使い方と編集方法を解説します。

デフォルトのテンプレートを使う場合

1. サイドバーメニュー「テンプレート」をクリック
2. カテゴリーから使いたいテンプレートを選ぶ
3. 「このテンプレートを使用する」をクリック
1. サイドバーメニュー「テンプレート」をクリック
左側のサイドメニューからテンプレートをクリックします。
2. カテゴリーから使いたいテンプレートを選ぶ
「▶︎デザイン」「▶︎エンジニアリング」などのカテゴリーからテンプレートを探します。
3.「このテンプレートを使用する」をクリック
右上にあるボタン「このテンプレートを使用する」をクリックすると、選択したテンプレートが適用された新規ページが表示されます。
なお、新規ページを作成してからテンプレートを適用する手順は次の通りです。

1. サイドバーメニューからページを追加する
2. 新規ページ内の「テンプレート」をクリック
3. カテゴリーから使いたいテンプレートを選ぶ
4. 「このテンプレートを使用する」をクリック
1. サイドバーメニューからページを追加する
サイドバーのワークスペースの横「+」マークをクリックしてページを追加します。
2. 新規ページ内の「テンプレート」をクリック
新規ページ内に表示された「テンプレート」をクリックします。
3. カテゴリーから使いたいテンプレートを選ぶ
「▶︎デザイン」「▶︎エンジニアリング」などのカテゴリーからテンプレートを探します
4. 「このテンプレートを使用する」をクリック
右上にあるボタン「このテンプレートを使用する」をクリックすると、選択したテンプレートが適用されます。

編集は、テンプレートの適用前・適用後どちらでも可能です。カテゴリーから選ぶ際に表示されているテンプレートを直接編集すると、適用する際にポップアップが表示されるので「編集を保存」をクリックしましょう。

配布されているテンプレートを使う場合

1. テンプレート配布ページの「複製」をクリック
2. 選んだテンプレートがNotionに複製される
1. テンプレート配布ページの「複製」をクリック
※画像引用元:Npedia

テンプレート配布ページの右上にある「複製」をクリックします。
2. 選んだテンプレートがNotionに複製される
自分のNotionのページにテンプレートが複製されます。

なお、配布ページではテンプレートの編集ができませんが、自分のNotionに複製してからであれば編集が可能です。

テンプレートボタンの使い方と編集方法

1. ブロック左側の「+」マークをクリック(/templateでも可能)
2. 「テンプレートボタン」をクリック
3. ボタンの名前を入力する
4. テンプレートにしたいコンテンツを編集する
5. 編集が完了したら「閉じる」をクリック
1. ブロック左側の「+」マークをクリック(/templateでも可能)
ブロック左側の「+」マークをクリックします。または、/templateのコマンド入力でも可能です。
2. 「テンプレートボタン」をクリック
一覧から「テンプレートボタン」を探し、クリックします。
3. ボタンの名前を入力する
「ボタンの名前を付けてください。」と記載されている下のボックスにテンプレートボタンの名前を入力します。
4. テンプレートにしたいコンテンツを編集する
テンプレート内に複製したいコンテンツを追加して、編集します。
5. 編集が完了したら「閉じる」をクリック
編集が終わったら、右上の「閉じる」ボタンをクリックします。

なお、作ったテンプレートボタンを編集したい場合は、該当のボタンにカーソルをあわせて右側に表示される歯車マークをクリックします。

作成したテンプレートボタンは、ドラッグして別ページに移動可能です。

データベーステンプレートの使い方と編集方法

1. データベースの右上の青いボタンから「+新規テンプレート」をクリック
2. テンプレート画面で編集する
3. 編集が完了したら左上「戻る」をクリック
1. データベースの右上の青いボタンから「+新規テンプレート」をクリック
データベース右上の青いボタンの下向き矢印をクリックして、「+新規テンプレート」をクリックします。
2. テンプレート画面で編集する
テンプレート画面でタグやプロパティなどを編集します。
3. 編集が完了したら左上「戻る」をクリック
編集が完了したら、左上の「戻る」をクリックしてページに戻り、テンプレートが完成します。

1つのデータベースの中に複数のテンプレートを作成することも可能です。なお、作成したテンプレートを編集したい場合の手順は次の通りです。

1. 青いボタンから編集したいテンプレートの右側に表示される「…」をクリック
2. 「編集」をクリック
3. テンプレート画面が表示されるので編集する
1. 青いボタンから編集したいテンプレートの右側に表示される「…」をクリック
テンプレート右上の青いボタンの下向き矢印をクリックします。編集したいテンプレートの右側に表示される「…」をクリックします。
2. 「編集」をクリック
表示されたメニューから「編集」をクリックします。
3. テンプレート画面が表示されるので編集する
編集が完了したら、左上の「戻る」をクリックしてページに戻ります。

テンプレートの便利な活用方法

テンプレートをうまく活用すれば、Notionのページをさらに便利に使えます。ここでは、おすすめの活用方法を2つ紹介します。

議事録テンプレート

議事録のデータベースを作成し、テンプレートを用意しておくことで、記入する項目が分かりやすくなり手間も省けます。

作成したテンプレートはさまざまなビューに切り替えることが可能です。

また、テキストだけでなく画像やPDFファイルも挿入できるので、Notionのみで全ての資料を管理することができます。

進捗管理ガントチャート

Notionのデータベースには、タイムラインビューがあり簡単にガントチャートが作成できます。

必要項目をテンプレートにしておくことで、ボードビューやテーブルビューに切り替えた際も情報が一目で分かりやすくなります。

【日本語版】おすすめの無料テンプレートサイト

無料で配布しているテンプレートをまとめたサイトを紹介します。ぜひ自分のNotionに複製して利用してみてください。

Notion公式「テンプレートギャラリー(日本語版)」

Notion公式やユーザーが提供したテンプレートがまとめてあります。左側にはカテゴリーメニューがあり、「マーケティング」や「プロダクト」など用途にあったテンプレートを見つけやすいのが特徴です。

テンプレートごとのページでは、テンプレートの紹介文と含まれているデータベースが記載されています。

日本語テンプレート「Npedia」

Notionで利用できる秀逸な日本語のテンプレートがまとめてあるサイトです。テンプレートの掲載は、目的別や職種別に分けられています。

また、フィルターで「プロジェクト管理」や「タスク管理」などタグを選択して絞ることも可能です。

まとめ

Notionでは3つのテンプレートを利用できます。それぞれのテンプレートを活用すれば、よりNotionのページが見やすく、使いやすくなり作業効率を上げることが可能です。

公式のテンプレートだけでなく、Notionユーザーが個人で配布しているテンプレートも自分のページに適用できます。おすすめしたテンプレートサイトは、日本語テンプレートが無料で複製できるので、ぜひサイトを確認してみてください。

また、YouTubeやnoteでテンプレートを紹介・配布しているユーザーもいるので、自分にあったテンプレートを探してみましょう。

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