月額制動画配信サービスに関するアンケート結果が公開 契約先はAmazonプライム・ビデオが63.4%、Netflixが20.1%に

株式会社ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『動画&動画広告 月次定点調査(2020年1月度)』の結果を発表した。本調査は、17歳~69歳の男女1,100名を対象にしている。

出典元:プレスリリース
集計データとしてまとめた全77ページの調査結果レポートは、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページからダウンロードできる。

■「Netflix」利用者の45.7%は、「ほぼ毎日視聴する」

現在、月額制動画配信サービスを契約している人のうち、「Amazon プライム・ビデオ」を契約している人は63.4%、「Netflix 」を契約している人は20.1%だった。契約している月額制動画配信サービスのうち、「Amazon プライム・ビデオを最も利用する」と答えた人に視聴頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」と答えた人が一番多く( 29.2%)、次いで「1週間に2、3回程度」( 20.8%)、「1週間に1回程度」( 20.1%)だった。一方、「Netflixを最も利用する」と答えた人では、「ほぼ毎日」( 45.7%)と答えた人がやはり一番多く、次いで「1週間に2、3回程度」( 42.9%)、「1週間に1回程度」「2週間に1回程度」(ともに5.7%)だった。

■「Amazonプライム・ビデオ」利用者の24.7%は、月額対象外コンテンツに追加課金の経験

現在、契約している月額制動画配信サービスの中で、「Amazon プライム・ビデオを最も利用する」と答えた人のうち、「Amazon プライム・ビデオ」内であっても、月額料金に含まれないコンテンツに対して、「課金(レンタルや購入など)をしたことがある」人は24.7 %、「課金をしようと思ったことはあるが、したことはない」人は21.4 %、「課金をしようと思ったことはない」人は50.0 %だった。「課金をしたことがある」と答えた人を男女別に見てみると、男性は28.4 %、女性は19.7 %で、男性の方が課金をする人が多いことがわかった。

■Netflix利用者の約4割が、「年に6回以上、映画館に行く」

「映画館に年6回以上行く」と答えた人の割合は、「Netflixを最も利用する」人の 37.2%、「Amazon プライム・ビデオを最も利用する」人の17.5%だった。また、「美術館に年6回以上行く」と答えた人の割合は、「 Netflixを最も利用する」人の 17.1%、「 Amazon プライム・ビデオを最も利用する」人の6.4%だった。

■Amazonプライム・ビデオ利用者は「邦画派」、Netflix利用者は「洋画派」

「Amazon プライム・ビデオを最も利用する」と答えた人に、「Amazon プライム・ビデオ」で視聴することが多い動画のジャンルを3つまで聞いたところ、「日本の映画」が最も多く( 53.2%)、次いで「海外の映画」( 44.8%)、「アニメ」( 39.6%)だった。一方、「Netflix 」の場合は、「海外の映画」が最も多く( 62.9%)、続いて「海外のドラマ」( 45.7%)、「日本のドラマ」「アニメ」(ともに34.3%)という結果になった。

調査期間:2020年1月28日(火)~2020年2月1日(土)
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳~69歳の男女1,100名
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

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