CtoCオンラインイベント特化のプラットフォーム「オンラインのみ会」がローンチ

株式会社ガイアックスの出資先である株式会社オクリーは、CtoCオンラインイベントに特化したプラットフォームサービス「オンラインのみ会」を、4月6日より提供開始すると発表した。

「オンラインのみ会」は、新型コロナウィルス対策の外出自粛要請や非常事態宣言により、交流の機会が減ってしまう人々に対し、オンラインで気軽に交流できる場を提供する。さらには、現在苦境に立つエンタメ業界、中止を余儀なくされているリアルイベント等をオンラインから支えていくことを目指すという。

■家にいながら様々な人を繋げる「オンラインのみ会」

「オンラインのみ会」は、自宅にいながら気になる人と顔を合わせて会話を楽しむことができる、という体験を提供するサービス。誰でも自由にテーマを決めて簡単にイベントを開催することができ、既存の知り合いを超えて参加者を探すことが可能だ。参加費の料金設定は自由で、新たな収入源を得る機会にもなる。また、「家にいながら共通点を持つ人と知り合いたい」「応援しているあの人が開催するイベントに参加したい」と思う人は、様々なイベントの中から気になるものを選んで参加することができる。

「オンラインのみ会」の特長
・既存のオンライン通話サービス(Zoom、Whereby、Googleハングアウトなど)のリンクを入力し公開すれば簡単にイベントを開催可能
・開催日時や参加費用はイベント企画者が自由に決定可能
・参加者管理や決済もサービス上で完結
・TwitterやFacebook上に投稿することでイベントを気軽に宣伝可能
・参加者のみイベント入室のリンクを見ることができ安心安全

■サービス背景①:自宅待機要請の中、見ず知らずの人と出会う機会が減少

「オンラインのみ会」は、新型コロナウィルス(COVID-19)により自宅待機が長期間にわたって要請されている中で、見ず知らずの人と出会う機会が減っている現状に対しての問題意識から生まれたという。WHOも、社会的な繋がりが薄れてしまうことで精神的にもダメージを受けてしまわないよう注意を呼びかけている。またオクリーのサービス、「あこがれの著名人からビデオメッセージが届く-OKULY」にて動画を配信しているクリエイターから、オフラインイベントが中止になって困っているという声があったとのことだ。イベントが中止になったり、接客業が継続できていない人にも利用できないかという思いで、開発にいたったという。

■サービス背景②:巷では「オンライン飲み」「Zoom飲み」などが流行

外出自粛要請の結果、巷では自宅待機しながらも友人とオンラインで飲み会をする人が増えている。一般の男女250名を対象にした「家飲みに関する意識調査」によると、オンラインで飲み会をしたことがある人は14.8%、興味がある人は30.8%が興味ありと回答している。さらには、人々がオンライン動画でのコミュニケーションに慣れを感じ始めている今だからこそ、よりこれまで出会うことがなかった人とオンラインで繋がることができるとオクリーは考えているとのことだ。オンラインで気軽にイベントに参加できるようにし、自宅待機を余儀なくされている人々の自宅での時間がより充実することを目指すという。

■今後の展望

今後も投げ銭機能や、検索機能など、ユーザーが必要とする機能を順次追加していく予定。2020年12月末までに利用者数延べ80万人、流通総額12億円を目指すという。一般の人だけでなく、タレントや接客業など仕事や活躍の出番が減少してしまっている人にとってもより良いサービスとなるよう、ヒアリングと改善をするとのことだ。

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