
シャープ、「AIoT」に対応した乾燥機などを発売 洗濯物の仕上がりの好みを学習する「AI標準コース」を新搭載
2020/6/8
シャープは、AIoTクラウドサービス「COCORO WASH」に対応した、プラズマクラスター洗濯乾燥機3機種と全自動洗濯機1機種を発売すると発表した。本シリーズでは、AIoT機能をさらに進化させ、新たに「AI標準コース」を搭載。標準コースの洗濯運転後に専用アプリで洗濯の仕上がりについて評価すると、AIがユーザーの好みを学習し、「AI標準コース」として次回以降の洗濯運転の制御に反映するので、使うたびに理想の仕上がりに近づく。「PWシリーズ」はプラズマクラスター搭載で、頻繁に洗えない衣類の除菌・消臭ができるほか、衣類に付着した花粉が落ちやすくなる効果を新たに実証。また、スタイリッシュな「ガラストップデザイン」と「光るタッチナビ」を採用した。
■主な特長
クラウド上のAIと連携することで、天気や季節に合わせて最適な洗濯方法を提案してくれたり、衣類の種類に合わせて選んだ専用コースをダウンロードして設定したりできる「COCORO WASH」。本シリーズでは、「COCORO WASH」がさらに進化した、「AI標準コース」を新たに搭載した。標準コースの洗濯運転後に、専用アプリから「シワが気になる」「しっかりすすぎたい」など、洗濯物の仕上がりを評価すると、その回答をもとに「AI標準コース」として次回以降の洗濯運転の制御に反映する。また、AIにより成長した洗濯機を、64タイプの動物に例える「AIタイプ別診断」も搭載。自分好みに成長した洗濯機がどのタイプの動物になるか?など、「COCORO WASH」をより楽しむことができるという。
洗濯槽内にプラズマクラスターイオンを充満させることで衣類を除菌できる。外出から帰宅した後、頻繁に洗えないジャケットや帽子などを、付属のクリップ付きハンガーにかけて除菌することで、翌日も気持ちよく着用できる。また、消臭もできるのでブーツやクッションなどにも最適。さらに、衣類についた花粉が落ちやすくなる効果を新たに実証。スプリングコートなど春先に活躍するアウターにも安心だ。「プラズマクラスター槽クリーン」では、洗濯槽内に送風しながらプラズマクラスターイオンを放出し、カビ菌の繁殖も抑制する。
本体天面には、継ぎ目のないフラットなフタを採用。スタイリッシュで手入れがしやすい「ガラストップデザイン」は、空間を美しく引き立てる。操作部には、必要なキーと表示だけが光って操作を分かりやすくお知らせする「光るタッチナビ」を搭載している。
■その他の特長
・内フタがない同社独自の構造により実現した「WIDEマウス&LOWボディ」を採用することで、大量の洗濯物や重い毛布の出し入れを楽な姿勢で行える「PWシリーズ」。