「インサイドセールスに関する調査」が実施 約90%は新型コロナウイルス収束後もインサイドセールス継続意向

株式会社インターパークは、全国の営業職を対象にインターネットで、インサイドセールスの認知度および実施状況、コロナウィルス感染拡大による外出自粛に伴うインサイドセールス活用状況の変化に関する実態調査を実施し、結果を発表した。

■フィールドセールスの年間コスト

営業経費(交通費・宿泊費など):フィールドセールスの62%が、12万円/年以上と回答。
営業に伴う移動時間(出張含む):フィールドセールスの70%が、360時間以上/年と回答。
・営業に伴う移動時間(出張含む)
70%の営業職が、360時間以上/年と回答。
そのうち26%は、1,200時間以上/年を移動に費やしているという結果となった。
月間の勤務時間を160時間とした場合、7.5ヶ月分を営業に伴う移動時間として費やしていることに。
・営業経費(交通費・宿泊費等)
62%の営業職が、12万円以上/年と回答。
そのうち30%が、60万円以上/年を交通費や宿泊費として使っているという結果となった。
出典元:プレスリリース

■インサイドセールス活用企業の60%が、商談までをインサイドセールスで実施。インサイドセールス=アポ取りのイメージから脱却傾向

インサイドセールスで商談まで行っている割合が60%を占めた。従来は、インサイドセールス=アポ取りのイメージが強かったが、昨今の働き方改革や、コロナウィルス感染拡大に伴う外出自粛の影響によりオンライン商談が急激に普及したことが言える。
出典元:プレスリリース

■顧客へのアプローチ履歴を社内で情報共有できている営業職と、そうでない営業職では、 インサイドセールス活用状況に1.5倍以上の差。情報共有がインサイドセールス成功の要と言える。

インサイドセールスを導入していたとしても、顧客へのアプローチ履歴を社内で情報できているか否かで、インサイドセールスを活用し受注に繋げられているか、の効果に1.5倍以上の開きが出た。インサイドセールスを成功させる鍵は、きちんと顧客へのアプローチ履歴を残し、社内で情報共有すること、と言える。
出典元:プレスリリース

■外出自粛が取りざたされた3月以降にインサイドセールスを導入した営業職のうち約90%は、コロナウィルス収束後もインサイドセールス継続意向。

<回答者コメント>
・外出自粛を受け初めてWeb会議を経験したが、移動時間も要らないし、Webで十分だと思う。
・行く必要が無かったことが分かったから。オンラインで十分と思ったから。
・営業に伴う移動時間がなくなり、生産性が上がったことで残業が減った。
・移動時間が短くなり身体的にも楽だし、能率が上がる気がする。
・移動する時間がもったいないと思うようになった。
・これを機会に働き方を変えていきたい。
出典元:プレスリリース
調査概要
【対象者】全国における、現在営業職に就いている社会人
【雇用形態】正社員・パート・アルバイト・派遣社員
【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
【実施期間】2020年5月16日~5月19日の4日間 
【有効回答数】500件

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