世界中の日本酒消費者と日本の酒蔵が繋がるSNSアプリが提供開始 日本酒の消費市場の拡大を狙う
2020/6/29
株式会社Khariis(カリス)は、世界における日本酒の消費市場拡大およびプロモーションを目的として、海外の消費者・ソムリエと日本の酒蔵が繋がるアプリ「Sakeist」(サケイスト)をiOS版、Android版共に公開したと発表した。
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■アプリリリースの背景
また、海外におけるプロフェッショナルと消費者の多くは、どちらも日常的にワインに接し、愛飲しているため、ワイン目線での用語解説や味わいについての多言語での解説・紹介するアプリが社会的に求められてきた。さらに、世界のワイン業界においては、造り手であるワイナリーのストーリーがとても重要視されているが、酒蔵それぞれに異なるストーリーを英語などの言語で紹介するツールもなかった。
それらの課題を解決し、あらゆる人にとって見やすく、そして、日本酒が「世界酒」として定着するための、消費者・プロフェッショナル・酒蔵が繋がる強固なコミュニティの育成も目指し、アプリ「Sakeist」を2019年から開発。サービス提供日を迎えたとのことだ。
■アプリの特徴
ユーザーがスキャンしたお酒の画像がSNSのニュース・フィードのように表示されることで、自分が知らなかったお酒に出会える。
2. Tasting Matrix
ワイン・テイスティングを軸としたマトリックスで、どんな味わいの日本酒か、ひと目で分かる。
3. 画像付き酒蔵のストーリー
酒蔵公式の画像で、造り手の歴史背景を知ることが出来る。
4. 日本酒を扱うレストラン検索
5. 日本酒クイズ&用語ディクショナリー
海外の消費者やソムリエはもとより、日本人ですら、いかに手間暇を掛けて造られているか知らない、「日本酒造り」とワインに匹敵するその高い価値。クイズを通じて、学ぶことが出来る。また、ラベルに記載される「山田錦」「あらばしり」「袋しぼり」など、専門用語だらけで分かりにくい日本酒特有の用語を検索可能。