サービス業向けマネジメントサービスが提供開始 コンビニ店長の「働き方改革」を目指す
2020/7/1
株式会社サンボウは、サービス業における人的資源管理向上サービス「サンボウ」の提供を開始したと発表した。店長の勘や経験に頼っていた店舗内の人的マネジメントの質を向上させ、店舗運営を効率化することで、店長の「働き方改革」を実現するという。
■背景
しかしながら、全国のコンビニチェーンにおいては慢性的な人手不足に直面している。足りない労働力を店長やマネージャーのマンパワーで穴埋めせざるを得ないため、本来店長に期待されているスタッフ教育や店舗の運営改善といった業務に、十分な時間をかけられていない現状だという。こうした社会的背景を受け、同社は、店舗の人的資源管理および店舗運営の効率化を実現し、本当の意味での店長の「働き方改革」を達成するタイミングであると考えたとのことだ。
■サービス概要
■各サービスの特徴
店で働くスタッフの「基本情報・考え方・性格・希望」を、スタッフ個人のアンケートを元に特定し、スタッフ毎のマネジメントの方向性の参考にすることができる。また、コムコムの利用データと連動し、店のコンディションをチャート上に可視化することができ、継続的に店の変化を把握することができるようになる。
スタッフのIDと店舗IDを連携することで、業務連絡専用のコミュニケーションアプリとして利用することができる。シフトスケジュールの連絡、店長からの業務指示、後続勤務者への申し送り連絡といった、店舗運営に関するスタッフ内の連絡を一つのアプリで完結することが可能だ。
また、それぞれのスタッフには毎月一定のポイントが付与され、スタッフ間の感謝のやりとりに対しポイントを送り合うことができる。もらったポイントは、毎月amazonポイントに交換することができ、スタッフ間コミュニケーションを活性化する仕組みも備わっている。
「サンボウ」および「コムコム」を利用データを元に店舗ごとに分析したBI(Business Intelligence)レポート。「基本情報・考え方・性格・希望」「お店のコンディション」といった静的情報と、スタッフ間のメッセージ頻度、ポイントのやりとりなどの動的情報を掛け合わせ分析することで、店舗運営の意思決定をサポートする。
サンボウマスターは、専門知識をもったサンボウ運営スタッフ。店長の相談相手として、日々のスタッフマネジメントや他店舗事例を元にしたアドバイスなどを行い、一緒に店舗の問題や課題を解決していく。