人材業界でAI面接×ゲーム型コンピテンシー検査の活用開始 データを基に企業に合う人材をマッチング

株式会社マイダスアイティジャパンは、株式会社HR Forceの2021年卒新卒採用における本選考で導入されたことを始め、人材業界の企業の採用選考でも「inAIR(インエア)」(以下inAIR)が活用されていると発表した。

人材業界初、inAIRを新卒採用に取り入れた株式会社HR Forceは、面接の効率化に加えて、面接官のバイアスを取り払ったフラットな面接を求職者に提供するなど、「採用の“不”をなくす」という事業ミッションの達成を目的として、来年の新卒採用からはさらに全面的にinAIRを採用プロセスに導入していくことを明らかにしたという。

■サービス開始の背景

inAIRは、全ての就活生に対し「公平な機会」と「公正な評価」を提供するために開発された。 該当の企業や職務にぴったり合うはずの人材が面接官の偏見や偏向、そして、偽りのある他のエントリーシートで落ちてしまうことを防ぎ、応募者の固有なコンピテンシーを客観的に分析したデータを基準に、自社に合う人材をマッチングできるようにしたいというのが目的だったという。

■新卒採用への導入背景

inAIRを知ったきっかけは、インターネット検索で、採用に関する生産性を極限まで高めたいと思い、まずは面接の生産性を高めるツールや手法を追い求めていたとのことだ。

■inAIR導入効果

「まずは “inAIR“の結果と弊社の採用基準の合致度を測るためにn数を獲得したい思い、新卒採用候補者全員にinAIRを受けていただいた上で面接をして、僕たちの面接所感とinAIRの結果を摺り合わせしていきました。その結果、2-30人くらいの面接を見たときに、“かなり合致している”と思ったのが一つと、僕たちが見られていなかったところが、言語化されたり、数値化されたりという “見える化” がどんどん進んでいったため、信用が高まりました。」

「採用ペルソナの言語化・数値化が進んだ結果、新しい採用基準ができたので、判断に時間がかからなくなったというのは大きかったです。例えば、「成長しそうな人」というのは感覚だが、inAIRの結果として出てくる「成長力量」などの点数は客観的で、判断に際して特に参考になりました。」

「また、これまでは僕の中だけの判断基準があったと思いますが、inAIRをベースに言語化・数値化することによって、他の面接官への引継ぎも、スピード感をもって、精度高くできるのではと期待しています。」
「種々の検証の結果、新卒採用も途中まで進んでいたところでしたが、6月以降はinAIR中心の採用フローにガラッと切り替えました。」

「inAIRは、期待値と所感がとても合致する製品でした。むしろ使った満足度の方が高かったという衝撃的な感覚がありました。国内にある面接系のツール中で、ベストプラクティスに近いという感覚があります。最先端で格好良いユーザーインタフェース(UI)で、やっていて楽しいなど、求職者からの評判も良かったです。」

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