AIが受注確率や営業リスクを予測するサービスが提供開始
2020/8/17
株式会社マツリカは、AIによる営業案件の受注予測機能「Senses Insight」を2020年8月17日より提供開始すると発表した。Senses Insightとは、Sensesに蓄積された営業データから、各案件ごとの受注(成約)確率を予測・提示する機能。AIが利用企業ごとの最新のデータで学習し続けていくことで、より精度の高い案件の見極めや、リスク検知が可能になるという。
■Senses Insight - データに基づく営業戦略やコミュニケーションが可能に
・Senses Insightの特徴
① 契約確率の予測:営業案件の現状の契約確度を分析し、想定されるリスク要因とともに提示する。
② 類似案件の抽出:過去の事例を情報として活用し、類似の受注案件を提示する。
③ 次のアクションをおすすめ:現状から受注に近づけるために有効な、次のアクションを提示する。
■開発背景 - オンライン営業における「コミュニケーションの変化」は喫緊の課題
まだ正解がないオンラインの営業活動では、このような対面ベースのコミュニケーションの方法を変えていく必要があるという。それには、自分たちで学び、検証・改善の施策を打っていくための「データ」が非常に重要になる。組織内でデータが蓄積されていくことで、場所や時間にとらわれず、部署内でフィードバックを行うことや、属人化を解消し、チーム全体で情報やナレッジを即座に共有することが可能になる。今回の新機能「Senses Insight」は、日々の営業活動を入力するだけで、受注するために、または失注しないために、現場のメンバーが何をすればいいのかを教えてくれる。これにより、組織が積極的にデータを溜めてPDCAをまわし、オンラインでもオフラインでも環境を問わずに、さらに強い営業組織になるためのサポートが実現できるとのことだ。