新型コロナウィルスによるイベント自粛の流れから、Zoom等を使ったオンラインイベントの開催が急激に増加している。これまでにオフラインで開催されていたイベントがオンラインに移行する一方で、Zoom等でのイベント開催の課題に直面している主催者も多いようだ。具体的には、「イベント中の双方向コミュニケーション」に対しての課題意識が高まっているという。
reBako(リバコ)は、100名以上が参加する大規模イベントをオンライン上で開催することを可能にする。イベント主催者は、オンラインのバーチャル空間上に任意の広さの会場を作成することができる。その会場内には椅子やテーブル、ステージ、ブースなども自由に設置可能だ。
ブースにはオフラインさながらの企業ロゴや社名が入ったパネルを設置することができ、合同説明会や展示会などでよく見る風景を再現している。
会場内でテーブルに着席しているユーザーのみで音声及びビデオにてやり取りができ、外部の余計な会話が入り込まない安心した空間で双方向コミュニケーションが図れる。またセキュリティに配慮し、テーブルをロックすることで着席制限を掛けることもできる。
新型コロナウィルスの影響により、中止ないしはウェビナー形式での開催を余儀なくされた大規模イベントに向けて利活用を増やしていく方針だという。具体的には、双方向で安心して会話ができ、複数のブースを行き来できる観点から、就職・転職活動の合同説明会や展示会などの相性が良いと考えているとのことだ。今後は即売会などのリアルタイムに購買が発生するようなイベントやeSportsなどのオンラインでも実施可能かつ観客を動員するようなイベントのオンライン化を目指して機能拡充を図る予定だという。