NTTドコモ、スマートグラスを活用した農業遠隔指導の実証実験を開始

株式会社 NTT ドコモ(以下、ドコモ)は、新潟県佐渡島にて、眼鏡型ウェアラブル端末「スマートグラス(AceReal One)」を活用して、佐渡島特産「おけさ柿」の栽培を技術指導員が遠隔から指導する実証実験を開始すると発表した。また、あわせて、経験の浅い農業従事者の早期の技術取得をめざし、熟練者の技を3D映像で記録する実証実験も実施する。

佐渡島では、高齢化により農業の担い手が減少する後継者問題を抱えている。そのため、新規参入者や臨時の農業従事者に栽培技術を伝えていくことが重要課題となっており、本取り組みにより、栽培技術を「見える化」し、経験や勘に頼らない農業をめざすという。

<実証実験のイメージ>
出典元:プレスリリース
本実証実験は、農林水産省の「令和2年度スマート農業実証プロジェクト」の公募において採択され、新潟県を代表機関とするコンソーシアムのプロジェクト内で実施する。本実証実験では、柿生産においてスマート農業技術導入による、農作業の省力化および経営改善の効果実証を行う。

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