イベントDXを加速するマーケティングサービスが提供開始

株式会社博展と、株式会社unerryは、デジタル技術とビッグデータにより、イベント来場者の行動・属性等を分析し、デジタルマーケティングへと活用する新サービス『イベシル』の提供を開始したと発表した。

■​『イベシル』のサービス内容

『イベシル』はビーコンやIoT センサーの設置によりリアルの「場」の効果を測定可能とし、イベント会場者・ブース訪問者の来訪・日常行動特徴などのリアル行動分析、データやインサイトをシームレスに広告等デジタルマーケティング施策に連携するイベントDX サービス。
出典元:プレスリリース
本サービスにより混雑状況に応じた新しい集客を実現するとともに、質の高い体験の提供が可能なリアルイベントで取得したデータを活かし、類似する幅広いユーザーにデジタル上でライトな体験を届けるというリアル・デジタルの両メリットを活かした統合的なマーケティング活動を推進し、顧客体験の最適化を目指しているという。

■『イベシル』の開発背景

・イベントのDX(デジタルトランスフォーメンション)化
消費者の購買行動が複雑化した現在において、リテールやイベント、ECサイトなどリアル/デジタルのチャネルを融合させた顧客体験が競合との差別化において重要な要素になりつつある。同社は、リテールマーケティング領域のサポートにおいて位置情報ビッグデータによるリアル行動のAI解析に強みをもつunerry と、業界全体におけるイベントDXを牽引するべく本サービスの開発に着手したとのことだ。

さらにイベントマーケティング業界においては、主催事業者および参加者の感染症対策を目的としたガイドラインが策定されるなど、コロナ禍によってイベント開催に求められる安全性が見直されたことを受け、これまで多くの実績により培ってきた博展のイベントマーケティングにおけるプランニングの知見と、位置情報ビッグデータによる全国の小売店約4.8万店の混雑状況推計サービス「お買物混雑マップ」の知見を組み合わせることで、顧客体験の最大化と安全性向上の両立に貢献するという。

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