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コニカミノルタ、プラネタリウム業界にDXをもたらす「Connected Dome」ビジネス戦略を発表

コニカミノルタ株式会社とコニカミノルタプラネタリウム株式会社は、「Connected Dome」ビジネスを始動すると発表した。
このビジネスでは、プラネタリウム業界にデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)をもたらす次世代ドーム映像サービスプラットフォームを構築し、高臨場感コンテンツの配信を軸に多目的なドームシアター施設の活用を推進する。

■「Connected Dome」ビシネス戦略について

コニカミノルタは、現在のプラネタリウムを中心とした映像ソリューション事業に、ネットワークやクラウドと連携したプラットフォーム型サービス「Connected Dome」を投入し、強みである全天周映像とVR映像を核に、「臨場感×ネットワーク」によるリアルな体験を映像で再現する。

今まで単体で運用されてきたプラネタリウムをネットワークを介してつなぎ、多様なコンテンツ体験を提供すると共に、オペレーション効率をアップさせ、運用コスト削減を支援する。同時に、各館独自の投映プログラム作成も可能なエッジサーバーや、スクリーン自体が発光するLEDドームシステム「DYNAVISION-LED」など、ハード面においてもドームシアター施設の価値を高めるための、先進的なデジタル技術を提供する。
出典元:プレスリリース
将来的には、全国の自治体に設置されている約350館のプラネタリウムがパブリックビューイングやコミュニティライブサイトの対象となり、複数のプラネタリウムで同じ星空を見ながらコミュニケーションを行ったり、宇宙ステーションと交信したり、遠隔地で開催される音楽ライブやイベントに参加できるなど、双方向の360度体験を提供する。また、これら日本各地からの映像情報の相互配受信によって、観光の活性化や教育機会の充実といった地方創生にも貢献できると考えているという。

■「Connected Dome」への取り組み

コニカミノルタは、プラネタリウム業界で唯一、直営館運営・コンテンツ制作・システム開発の全てを手掛けており、そのリソースと知見を活かしてドームシアター市場を大きく変えることができると考えているという。「Connected Dome」ビジネスへの足掛かりとして、既に次のような取り組みを進めている。

・360度映像を映し出すLEDドームシステム「DYNAVISION-LED」を発売 (2019年7月)
・デジタルプラネタリウムの世界的トップメーカーRSA Cosmos社を買収 (2019年11月)
・直営館上映作品の360度VR配信 (2020年5月~)
・直営館で開催する音楽ライブを配信(2020年10月~)
・無観客オンライン開催の「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2020」(イノフェス)会場が直営館に決定(2020年10月)

今後新たに開設される直営館では、「DYNAVISION-LED」や、今回サービスを開始する「Connected Dome Library」をつないだコンテンツ流通の仕組みを実装していく予定だという。

■「Connected Dome Library」を提供開始

コニカミノルタは、「Connected Dome」ビジネスの第一弾として、プラネタリウム番組の配信をネットワークサービスで行う、全天周デジタルコンテンツ配信サービス「Connected Dome Library」の提供を開始する。

現在、プラネタリウムで新コンテンツを上映する際には、自動投映プログラムを上映館ごとにセッティングする必要があり、この作業のために数日の休館を余儀なくされている。「Connected Dome Library」は、クラウド経由でダウンロードしたコンテンツを専用サーバーに格納し、そのまま上映できるため、より多くのコンテンツを手間なく、効率的に上映でき、休館日数の削減に寄与するとのことだ。
出典元:プレスリリース
効率的なコンテンツ配給により、上映館はこれまでよりも多くのコンテンツを自由に編成できるようになるため、来場者のリピート率向上に役立つ。また、プラネタリウム職員のワークフローを改革し、生産効率を高めることで、創造的な業務への時間を生み出すサポートをする。さらに、今後はドーム施設同士をつないだライブ配信も実施する予定で、プラネタリウムの情報発信基地としての価値を高めるとのことだ。
出典元:プレスリリース
「Connected Dome Library」の開発では、1985年の科学万博を記念して建設された直径25.6mの世界最大級のプラネタリウムを有する「つくばエキスポセンター」の協力を得て基本仕様の確認や実証試験を行った。この実証試験では、ユーザビリティーの向上に加え、1日の最終上映枠で上映する番組の種類を通常の1本から7本に増やすことで、来場者数が対前年比150%となるなどの運用効果も実証されたという。本サービスは、「つくばエキスポセンター」では2021年3月から、「佐世保市少年科学館 星きらり」では2021年4月からサービスを開始する予定。また、現在3館ある直営館においても順次導入予定で、今後も全国のプラネタリウムへコンテンツ配信を広げるとのことだ。

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