「AIリモート接客システム」が開発へ
2020/10/15
凸版印刷株式会社とギグワークス株式会社は、2020年9月1日より、協業を開始し、両社はAIを活用した「リモート接客」システムの共同開発に着手したと発表した。
またAIカメラを活用することでスタッフの接客に対して顧客の反応を可視化し、そのデータをもとにAIで接客スクリプトを自動生成・随時更新。経験の浅い販売員の接客スキルを向上させることで、販促活動をサポートする。さらに、AIカメラを活用することで店頭での消費行動データ(会話情報・バイタルデータ)を蓄積し統計データとして活用することも可能だ。
■背景
■本サービスの特徴
サイネージに搭載したAIカメラを通して、オペレーションセンターに待機しているスタッフが店頭を歩く消費者を目視することができ、サイネージを通して遠隔から消費者に対して声をかける、「リモート接客」が可能。また、スタッフは複数のアバターを同時に操作することで多くの消費者に対してエンターテイメント性のあるサービスを効率よく提供する。
・センシング技術の活用で顧客の反応を可視化し、トークスクリプトを自動生成
店頭サイネージに搭載するAIカメラやセンシング技術で、接客における顧客の反応を可視化する。可視化したデータをもとにAIで接客に使用するトークスクリプトを自動生成・随時更新することで経験の浅い販売員の接客スキル向上をサポート。メーカーの店頭プロモーションを支援する。
・AIカメラやセンシング技術を活用し、店頭消費者の属性情報を認識し、データ蓄積・活用が可能
店頭における来店客の行動や年齢・性別・家族構成などの属性情報を認識し、データとして蓄積する。商品やブランドごとにデータを分析することで、より効率的なオンライン接客の実施に向け、データ活用が可能だ。