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NEC、社員のキャリア形成を支援する新会社を設立

NECは、社員一人ひとりが事業環境の変化を積極的に捉えプロフェッショナルとして成長・成熟していくための基盤となる、社員の主体的なキャリア形成を支援するサービスを専門的に提供するNECライフキャリア株式会社を100%子会社として設立し、2020年10月から営業を開始したと発表した。
NECは新会社を推進役として社員のキャリア形成やスキル開発などに関する各種施策を本年10月から順次強化し、事業戦略の実行力強化に向けた適時・適所・適材の人材配置を一層加速するとのことだ。

デジタル化に伴うビジネスモデル変革の加速、グローバル競争の激化、個人の価値観やライフスタイルの多様化など急速に変化する事業環境に対応し、事業戦略の実行力を高めるためには、戦略実現に必要な職務を明確化し、適時・適所・適材の人材配置を行うことが必要となる。一方、国内においてはIT人材の不足や高齢化が深刻化しており、社員の主体的なキャリア形成や、再教育によるスキル転換、年齢に関わらず活躍できる環境整備などが日本企業の共通的な課題となっている。

■主な取り組み内容

1.主体的なキャリア形成支援による成長機会の拡大
(1)新たなキャリア支援プログラムの導入
社員のキャリア形成を支援する新たなプログラム群「My Career Design」を本年10月に導入し、社員が主体的に自らのキャリア形成に取り組む姿勢やスキル(キャリアオーナーシップ)を高めていく。具体的には、20~30代前半の社員に対するキャリア基礎研修を新設し、人材公募制度など会社制度の理解や適切な活用の習得を促すと共に、マネジメント教育に上司としての部下に対するキャリア支援を追加する。40歳以上の全社員に対しては定期的なキャリアプログラム(研修、キャリアアセスメント、キャリア面談)の受講を必須化することで、事業環境の変化が一層激しくなる中での保有スキルのアップデートや長期化する職業人生におけるキャリアの描き方に向き合う機会を提供する。

また、キャリア面談やプログラムの強化に備え、キャリアコンサルティング技能士など国家資格・専門資格を有する社内のキャリアアドバイザーを現行の6名から20名程度に増員する。

(2)ジョブマッチングの仕組みにAIを導入
年間を通じて社員の職務経歴と各部門の募集ポジションを社内公開しマッチングすることで社員のキャリア形成を図る人材公募制度「NEC Growth Careers」(2019年導入)に、AIを活用したマッチングサービスを本年度中に導入する。職務経歴を公開する社員には推奨部門、募集部門にはマッチング可能性の高い人材リストをAIが自動的に提示することで、マッチングの一層の活性化を図る。

(3)オンライン動画学習サービス「LinkedInラーニング」を導入
時間・場所を問わず多様な学習が可能なオンライン動画学習サービス「LinkedInラーニング」を全社員対象に本年10月に導入し、社員自らの成長・学びを後押しする。

2.事業環境の変化にあわせた機動的な人材配置
(1)再教育によるスキル、コンピテンシーの開発強化
事業の急拡大や見直しなどに伴う人材シフト時における人材マッチングから研修プログラムの設計・実施・学習度評価、キャリアコンサルティング、異動までの一連のプロセス全体をワンストップで対応する「Re-skilling Camp」を本年10月に導入した。人材マッチング、研修、キャリアコンサルテーションの各領域に専門家を配置し、確実なスキル習得に加え、コンピテンシー(思考・行動様式)の変革を促進する。

(2)高度シニア人材の長期的な活躍の支援
プロジェクトマネージャーをはじめとした高度な技術的専門性や深い経験に基づくスキル・資格を持った人材を、NECグループ内外の職場に派遣・斡旋する取り組みを2021年度から開始する。これにより、シニア人材が長期的に、かつ自分のライフスタイルに合わせた働き方で社会に貢献する機会を開拓する。

(3)役職定年制度の廃止
年齢・性別・国籍などを問わず、組織の各ポジションに常にベストな人材を登用するため、現在56歳到達時としている管理職の役職定年を2021年度から廃止する。

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