CCCマーケティングと凸版印刷、新たなダイレクトメディアの提供を開始

CCCマーケティング株式会社と、凸版印刷株式会社は、CCCマーケティングが有するデータベースと凸版印刷が有する印刷テクノロジーを掛け合わせ、オンオフをスピーディーに実現するダイレクトメディア「オンオフ・リターゲティング・ソリューション」の提供に向けた協業を2020年10月1日より開始し、オンライン広告接触者へ最短3日でダイレクトメール(以下、DM)の発送が可能な新サービスの提供を開始したと発表した。

これまで、オンライン広告接触者へ向けたオフラインでのダイレクトアプローチは1カ月程度の長期間を要することが一般的だったが、今回の協業により、オンライン広告に接触したT会員に対し、スピーディーにDMを発送することが可能になる。今回の新サービスでは、CCCマーケティングの有するWEB行動履歴を元にオンライン広告に接触したT会員に、凸版印刷のデジタルマザー工場でのデジタル印刷にてオンライン広告接触者へ最短3日でDMを発送する。

飲料・食品・日用品メーカー、モビリティ、不動産業界をはじめとし、生活者の嗜好やライフスタイル、ライフステージに寄り添う商品やサービスを取り扱う企業においては、WEB行動履歴をリアルタイムに活用することで、一人ひとりの興味関心が高いうちにダイレクトアプローチが実現できるため、最適なターゲットに最適なタイミングで購買喚起をうながすことが可能だという。

CCCマーケティングでは今後も、年間50億件超におよぶ購買データや7,000万人を超える生活者のライフスタイルデータと、オンオフを統合したオートメーション機能の更なる拡充で、より即時性の高いダイレクトメディアの提供を図る。また、生活者一人ひとりのニーズや悩みに即した情報や商品を届ける「スモール・マス・マーケティング」が注目を集める昨今において、ターゲティングのみでなくクリエイティブもパーソナル化を目指すことで、生活者一人ひとりの「ちょっといいな」という気持ちやライフスタイルに寄り添うコミュニケーションを実現し、幅広い企業が利用できるサービスの提供を目指す。

凸版印刷は、Webでのコミュニケーションが主流になってくる中、印刷物だからこそ届けられる価値があると考えているという。デジタル印刷は、「パーソナライズ」「小ロット」「短期間」に向く生産方式で、顧客1人ひとりの属性に応じてカスタマイズした情報提供や、チャネル特性を活かしながら、適切なタイミングでのコミュニケーションを可能にする。また、顧客の保有するコンテンツやリソースと組み合わせることで、生活者に新しい体験や価値を提供するサービスを実現する。デジタル印刷の企画やマーケティングから、制作・印刷までトータルに携わるコトで、顧客とともに顧客体験価値の向上に取り組むとのことだ。
出典元:プレスリリース

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