Sansan、オンライン名刺機能でMicrosoft Teamsと連携
2020/10/29
Sansan株式会社は、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオンライン名刺機能がMicrosoft Teams(以下、Teams)と機能連携したと発表した。
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■機能連携の背景
Teams は、「Microsoft 365」においてチームワークを実現するためのコラボレーションハブとして機能するアプリケーションとして、世界で毎日7,500万人以上に利用されている(2020年4月)。Teamsは、チャットによる会話を軸に、資料の共有や同時編集、Web 会議や企業向け電話機能、各種アプリケーションとの連携が可能なことから、時間や場所にとらわれないリモートワークによる、働き方改革やデジタルトランスフォーメーションの実現に欠かせないコラボレーションツールとなっている。
今回、社内外とのコラボレーションに強みを持つTeamsと、オンライン上で誰とでも名刺交換がシームレスにできるSansanのオンライン名刺が連携することにより、多くのビジネスパーソンが、これまでと変わらない働き方が実現できると考え、機能連携にいたったとのことだ。
■連携においてできること
・オンライン商談前に、オンライン名刺交換を実施。社内接点を確認の上、商談に臨むことができる。
・社内外のミーティング参加者が自動抽出されたカレンダー上から、オンライン名刺を送ることができ、名刺交換作業の削減につながる。
・オンラインでも、抜け漏れなく名刺交換をすることにより、社外接点のデータベースをこれまで同様に構築することができる。
機能画面①:社外との予定を抽出
Teams ユーザーは、Teamsのカレンダー上から、社外とのミーティング予定を抽出することができる。
「社外との予定」から、オンライン名刺を送信していない相手や、一度オンライン名刺を送ったものの、参加者が変更され、再送の必要がある相手を抽出することができる。
社外出席者を選択し、自分および同僚のオンライン名刺を送信することができる。
その際に、オンライン名刺を設定していない同僚には、リマインドの連絡を送ることができる。オンライン名刺送信企業が複数いる場合でも、同時に送ることができる。
機能画面③:オンライン名刺送信画面
オンライン名刺の送信相手と、送信するオンライン名刺を確認したのち、オンライン名刺を送信することができる。
オンライン名刺は、Sansan社のメールアドレスよりEメール形式で、送信相手のメールアドレスに届く。