Sansan、オンライン名刺機能でMicrosoft Teamsと連携

Sansan株式会社は、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオンライン名刺機能がMicrosoft Teams(以下、Teams)と機能連携したと発表した。

これにより、Teamsユーザーは、同サービスのカレンダー機能から、Sansanのオンライン名刺を送信することができるようになり、オンライン商談やミーティングの前に、手軽にオンライン名刺交換を実行できるようになる。

■機能連携の背景

新型コロナウイルスの感染拡大防止措置として、企業はリモートワーク導入をはじめとした働き方改革や、イベントやセミナーのオンライン開催への移行を迫られている。このような中、Sansanは、オンライン上でもこれまでと変わらず名刺交換ができる機能を発表した。すでに3000社を超える企業が利用を開始している。同社のオンライン名刺機能を使えば、オフラインでの名刺交換同様に、オンライン商談やミーティングの場においても、相手の氏名・肩書きなどを正確に把握することができ、またオンラインでの業務においても人脈データとして蓄積することができ、受注率の向上に貢献する。

Teams は、「Microsoft 365」においてチームワークを実現するためのコラボレーションハブとして機能するアプリケーションとして、世界で毎日7,500万人以上に利用されている(2020年4月)。Teamsは、チャットによる会話を軸に、資料の共有や同時編集、Web 会議や企業向け電話機能、各種アプリケーションとの連携が可能なことから、時間や場所にとらわれないリモートワークによる、働き方改革やデジタルトランスフォーメーションの実現に欠かせないコラボレーションツールとなっている。

今回、社内外とのコラボレーションに強みを持つTeamsと、オンライン上で誰とでも名刺交換がシームレスにできるSansanのオンライン名刺が連携することにより、多くのビジネスパーソンが、これまでと変わらない働き方が実現できると考え、機能連携にいたったとのことだ。

■連携においてできること

今回、Sansanのオンライン名刺とTeamsが連携をすることにより、Teams上でオンライン名刺が送信できるようになる。これにより、次のようなシーンで、ユーザーの新しい働き方を支える。
・オンライン商談前に、オンライン名刺交換を実施。社内接点を確認の上、商談に臨むことができる。
・社内外のミーティング参加者が自動抽出されたカレンダー上から、オンライン名刺を送ることができ、名刺交換作業の削減につながる。
・オンラインでも、抜け漏れなく名刺交換をすることにより、社外接点のデータベースをこれまで同様に構築することができる。

機能画面①:社外との予定を抽出
Teams ユーザーは、Teamsのカレンダー上から、社外とのミーティング予定を抽出することができる。
「社外との予定」から、オンライン名刺を送信していない相手や、一度オンライン名刺を送ったものの、参加者が変更され、再送の必要がある相手を抽出することができる。
出典元:プレスリリース
機能画面②:オンライン名刺の送信相手の選定
社外出席者を選択し、自分および同僚のオンライン名刺を送信することができる。
その際に、オンライン名刺を設定していない同僚には、リマインドの連絡を送ることができる。オンライン名刺送信企業が複数いる場合でも、同時に送ることができる。

機能画面③:オンライン名刺送信画面
オンライン名刺の送信相手と、送信するオンライン名刺を確認したのち、オンライン名刺を送信することができる。
オンライン名刺は、Sansan社のメールアドレスよりEメール形式で、送信相手のメールアドレスに届く。
出典元:プレスリリース

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