「SUUMO」運営のリクルート住まいカンパニー、賃貸業界の業務支援サービスを提供開始

不動産情報サイト「SUUMO」を運営する株式会社リクルート住まいカンパニーは、賃貸業界における不動産会社の業務効率化を支援するサービスを提供していくと発表した。

賃貸業界における不動産会社では、膨大な業務に人力で取り組む必要があるため、「接客」など重要な業務に割ける時間が少ないことが大きな課題となっている。この課題に対して、業務の一部をテクノロジーにより支援することで、より重要な仕事に集中して取り組むことができるようになる。結果として、ユーザーによる住まい探しをより良いものにしていくことに繋げることができるという。

業務支援サービスの第1弾として、既に提供している「物確サポート」や「SUUMO重要事項説明オンライン」(IT重説)などに加えて、不動産管理業務の一部を委託できるクラウドソーシングサービス「エリクラ」、及び、個人と組織の課題を見える化するHRサーベイ「Geppo」の新規提供を開始する。

■サービスの内容

新規提供サービス①「エリクラ」
株式会社リクルートが提供する「エリクラ」は、数分〜数十分で完了する簡単な仕事を、近所の人に任せる、仕事マッチングサービス。作業する場所までの移動費用や、スタッフの採用費用をなくし、より安価で作業を完了することができる。不動産管理業務では移動コストや人事コスト、管理コストなどが発生するが、これら物件管理に関するあらゆるコストの改善が見込めるという。具体的には、マンション・アパートの共用部の巡回・清掃など、様々な業務を高い費用対効果で依頼することができる。
出典元:プレスリリース
新規提供サービス②「Geppo」
株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジーが提供する「Geppo」は、人事における「個人の課題」と「組織の課題」を見える化し、働き方改善を個人・組織の両方からささえるHRサーベイ。サイバーエージェントで3年間運用され、いくつもの実績を残している組織診断ツールをベースに、リクルートの人材事業ノウハウを結集。低負荷・高頻度なツールで定点モニタリングをすることで、今までの組織サーベイでは実現できなかった人事課題の解決、ストレスフリーな働き方改善が可能となった。テレワークにおける従業員のストレスマネジメントにも最適で、従業員のコンディションを把握し、顔が見えないことによるストレスやメンタル面での不安解消にも繋げることができるとのことだ。
出典元:プレスリリース

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