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セキュリティ機能を強化した「トレーサビリティシステム」が開発

A・Tコミュニケーションズ株式会社と佐鳥電機株式会社は、共同開発した二次元コードセキュリティ「AQR(Anything QR)」と独自ネットワークシステムを使った『トレーサビリティシステム』を発表した。
現在の流通では、インターネット上で売買が成立し、個人間でも売り買いが手軽にできるサービスの利用が多くなっている。そのような背景から、偽造品やなりすましの被害が増加しており、購入者だけでなく、生産者や製造メーカーのブランドイメージの低下や正規商品自体の信頼性が揺らぐ事態となっている。こういったことから、様々な流通段階において偽造品を排除する幅広い対策をグローバルに構築する必要がある。
出典元:プレスリリース

■ 偽物か本物かを判別、追跡管理の入口に「AQR」

現在の流通事情では、識別用コードを使って、トレーサビリティ(追跡管理)を行っている。ほとんどはICタグやQRコードを利用し、読み取った履歴を取得し、「いつ」「どこで」「どれが」「どこから」「どれだけ」といった動きを記録し、可視化・分析して追跡している。これらのICタグやQRコードは、他のサービスで利用されているコードと区別がつかず、人の目にはわからずに差し替えが簡単にできてしまい、せっかくのシステムの「入口」からすでに偽造されている恐れがあるという。一般的な白黒のQRコードではなく、セキュリティ機能を持ったAQRを入口にすることにより、偽造か本物かを流通上のセクションごとに判別し、人の目でも電子でも偽造品を防ぐことが可能とのことだ。
出典元:プレスリリース

■トレース(追跡)の記録に「認証機能」のあるAQR

AQRは、超乱数化し分割した一部をコード化しており、コードとサーバーに分割保存されているため解析が不可能で偽造もできない安全なコードだ。AQRコードを商品に貼り、モノの流通過程の各セクションでスマートフォンを使い、スキャンすることで、必要な情報の入手や書き込みができる。AQRコードで起動するチェーンボットがトレース情報を蓄積していく。AQRコードは権限のあるユーザーしかスキャンすることができないため、モノの流通過程でなりすましなどの第三者の不正な介入を防ぐことできる。偽情報が流通経路に入り込んだとしても、チェーンボットがすぐに検知する。
出典元:プレスリリース

■イレギュラー条件にも柔軟に対応できるチェーンボット

現在のトレーサビリティソリューションでは、ブロックチェーン技術を用いた分散型ネットワークを構成し、取引情報をデータ化している。ブロックチェーンの入口にAQRシステムを追加し、より強固なセキュリティ機能のあるトレーサビリティシステムを構築することはもちろん、イレギュラーな条件に対応できる独自の「チェーンボットシステム」を組み込むことで、高度な柔軟性も合わせて提供することが可能だ。「チェーンボット」は、非常にシンプルな構造で拡張性を持った独自チェーン技術。ブロックチェーン技術が相互連携構造に対して、ツリー構造をとっているため、柔軟に拡張していくことが可能となっている。「いつ」「どこで」「どれが」「どこから」「どれだけ」に伴う発生した細かい条件にも複数の構造を連ねることができ、要求に対して迅速に対応することができる。
出典元:プレスリリース

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