Sansan、「今年のビジネスの出会い」に関する調査結果を公開
2020/11/30
Sansan株式会社は、20代〜50代のビジネスパーソンを対象に「今年のビジネスの出会い」に関する調査を実施した。その結果、「ビジネスにおける新しい出会いや、人とのつながりを、以前よりも大切に感じるようになった」と回答した人が73.0%にのぼった。
Contents
■調査の背景とポイント
調査1「出会いの機会の変化と仕事への影響」
今年は、「初対面の社外の人と出会う機会が減った」と回答した人が64.6%にのぼった。また、「社外の人と新たに出会うことが難しくなったことで、自身の仕事に支障をきたした」と回答した人は54.5%にのぼり、新型コロナウイルスによって外出や交流が制限され、初対面の人と出会う機会が減少したことで、ビジネスパーソンの仕事にも影響を及ぼしたことが分かった。
調査2「オンライン上の出会いと課題」
オンライン上の出会いで困ったこととして、「相手の特徴や空気感が分からず、記憶に残りづらかった」と回答した人が50.9%いた。そうした中、「オンライン上での新たな出会いが増えて、相手とのコミュニケーションや関係構築が難しくなったと感じる」と回答した人が64.2%にのぼり、コロナ禍において、ビジネスの関係構築に課題を感じていることが分かった。
調査3「今年の出会いに対する所感」
65.5%の人が「今年を振り返って、ビジネスでの新しい出会いや、実際に会う機会が減り、物足りなかったり、寂しく感じたりする」と回答した。また、73.0%の人が「ビジネスにおける新しい出会いや人とのつながりを、以前よりも大切に感じるようになった」と回答しており、新型コロナウイルスの影響で、これまでのように気軽に出会えないことが、ビジネスパーソンの「人との出会いやつながり」に対する感じ方に影響を与えていることが分かった。
■調査結果の詳細
今年は、初対面の社外の人と出会う機会が減った 64.6%
新型コロナウイルスの影響を受け、今年は、実際・オンライン問わず、初対面の社外の人と出会う機会が減った人が多いことが分かる。
出会いの機会が減ったことで、ビジネスパーソンの仕事にどれほどの影響があったのか。緊急事態宣言によって外出や交流が制限され、社外の人と新たに出会うことが難しくなったことで、54.5%の人が仕事に支障をきたしたと回答した。
社外の人との新たな出会いが制限される状況においては、「オンラインイベントやセミナーを活用した」31.1%、「これまでの人脈を活用した」29.3% とそれぞれ回答がよせられ、コロナ禍においても、人との出会いの機会を得るために工夫したビジネスパーソンが多いことが分かる。
相手の特徴や空気感が分からず、記憶に残りづらかった 50.9%
今年、「オンライン会議システムを使ったミーティングをした」と回答したビジネスパーソンは73.6%にのぼった。オンライン会議システム上の出会いで良かったこととして、「移動時間がなくなり、働き方の効率があがった」をあげた人が63.8%いた。一方で、オンライン会議システム上の出会いで困ったこととして「相手の特徴や空気感が分からず、記憶に残りづらかった」と回答した人が50.9%にのぼった。
オンライン上での出会いが増えたことによって、相手との関係構築が難しくなったと感じるビジネスパーソンが64.2%いることが分かった。オンライン会議システム上での初対面の出会いで困ったこととして、相手の特徴が分かりづらく記憶に残りにくかったり、何気ない雑談が生まれにくかったりすることがあげられており、オンライン上で出会った相手と関係を構築していくためには、これまでとは異なる工夫が求められていることがうかがえる。
ビジネスにおける新しい出会いや、人とのつながりを、以前よりも大切に感じるようになった 73.0%
「今年を振り返って、ビジネスでの新しい出会いや、実際に会う機会が減り、物足りなかったり、寂しく感じたりする」と回答した人が65.5%にのぼった。また、「ビジネスにおける新しい出会いや人とのつながりを、以前より大切に感じるようになった」と73.0%の人が回答した。新型コロナウイルスの影響で、意思とは関係なく、外出や交流に制限がかかる状況となったことで、新しい出会いや人とのつながりの価値が、例年よりも高まったことがうかがえる結果となった。
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国(日本国内)
調査対象:会社員、経営者・役員、社外との打合せ頻度が「月1回以上」ある20代〜50代の男女(1011サンプル)
調査期間:2020年11月24日〜2020年11月25日
調査企画:Sansan株式会社