映像解析AIを活用した施設管理のDX実証実験が開始
2020/12/1
株式会社VAAKは、東京建物株式会社とともに、東京建物が所有するオフィスビルの共用部にて、映像解析AI「VAAKEYE 施設管理」を用いた施設管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)実証実験を、2020年12月1日より開始すると発表した。
Contents
■「VAAKEYE 施設管理」について
■施設管理のDXとは
■今回の取り組み
たとえば来訪者において、館内のエントランスホールで突然具合が悪そうにふらふらし始めた、行きたい場所がわからずホールで迷っている、エレベーターに不審物を持ち込もうとしているなどの行動を速やかにAIが検知し通知する。このような実証実験を通して、警備員の日常業務を支援しつつ、ホスピタリティ向上への検証を行う。
更に、施設空間データを分析することで対応すべき事案の発生場所・時間を可視化することができる。これにより、対応状況や人員過不足などが把握でき、施設管理業務のより高質化に向けた検証も行う。また、警備スコープ外の施設空間データも合わせて、施設空間の居心地評価、催事やPRなどの施策分析、他部門との施設データ連携などの活用検証を実施し、業務適正化や利用者価値の向上を図る。