農業情報に特化したポータルアプリがリリース

株式会社ファーム・アライアンス・マネジメントは、総合的な農業情報ポータルアプリであるFarmChat(ファームチャット)について、これまで、農林水産省事業「スマート農業加速化実証プロジェクト「ICT技術やAI技術等を活用した「日本一園芸産地プロジェクト(施設園芸:なす・すいか)」の実証」においてベータ版の提供を行ってきたが、実証事業を通じてアプリの改良を重ねた結果、正式版をリリースすると発表した。

FarmChatは農業者と農業に関わる事業者専用のアプリとなっており、一般的なチャット機能やお知らせ機能に加えて、業務改善のための調査機能のほか、「百姓」タブという農業に特化した様々なデジタル情報を集約したインターフェースを搭載している。例えば、全国約1,400箇所の気象データから、自分の地域を選択していつでも手軽に地域の気象情報を整理して確認できたり、主要市場の中から好きな市場を登録してリアルタイムの市況と値動きが確認できる仕様となっている。その他、JA向け営農管理システムFarmBox(ファームボックス)と連携しており、部会の管理業務からチャットを活用した現場業務の効率化まで広範囲の活用が見込めるとのことだ。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
現在は、複数のJAの現場での活用が開始している。利用料金は、個人登録(無料)とグループ登録(有料)となっており、2021年3月末まではグループ登録利用も無料で公開している。

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