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DeNAとIQVIA、製薬企業向けヘルスデータプラットフォームでの協業を開始

株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)の子会社である株式会社DeNAライフサイエンス(以下、DLS)は、ライフサイエンスの事業最適化を支援するIQVIAジャパングループ(以下、IQVIA)と、疾患に関連する遺伝子の統計情報や疾患・体質・生活習慣などのアンケート情報の関連解析結果をデータベース化し、医薬品の有効性・安全性検証や創薬研究に利活用することを目的とした製薬企業向けプラットフォーム「Genome Wide Study Platform」における協業を2020年12月より開始したと発表した。

■概要

DeNAのヘルスケア事業では、「シックケアからヘルスケアを実現し、健康寿命を延伸する」をミッションに掲げ、ゲーム事業やスポーツ事業で培ったエンゲージメントサイエンスやこれまでのヘルスケアサービスのノウハウを組み合わせた各種サービスを提供することで、ヘルスケア領域における社会課題の解決を目指している。一般向け遺伝子検査サービス「MYCODE」では、利用者10万人のうち、約9割が研究参加同意をしており、「健康長寿社会の実現」を目的としたゲノム研究プロジェクト「MYCODE Research」を推進している。インターネットを活用することで、ユーザーコミュニティの個人が自らの同意の下で研究に参加して科学の発展に寄与できる、“Community-derived science”が実現している。これまで約20件のアカデミアや企業との共同研究を実施、研究参加者の募集において一般的には数ヶ月かかるのに対し「MYCODE Research」では最大数日で数千名規模での募集が実現できており、さらに試料提出やアンケート回答においても参加者の意欲が高いためタイムラグや回収漏れが少ないことも特長だ。インターネット活用による迅速かつ大規模な募集力とデータ回収率において高い評価を受けているという。

今回の取り組みでは、「MYCODE」の利用者のうち、研究参加同意をした人の統計データを保有する「MYCODE Research」において、遺伝情報と疾患・体質・生活習慣などのユーザーアンケートの関連解析結果(統計データ)をデータベース化し、IQVIAが構築するプラットフォーム「Genome Wide Study Platform」において当該データベースが閲覧・利活用可能になる。例えば、特定の疾患や体質に関連する遺伝子型や、遺伝子型と生活習慣の関連などを横断的に解析したデータだ。製薬企業は、このプラットフォーム内の各種データを閲覧・利活用することにより、ゲノム統計データに基づく創薬研究及び開発における新たな仮説創出や検証が可能となる。さらに、本サービスにIQVIAが保有する幅広い医療データやソリューションが加わることで、診断と治療におけるメカニズムの解明や臨床データの補強が支持され、医薬品の有効性・安全性のさらなる精緻化を図ることができる。また、創薬に遺伝子データを活用できれば臨床試験(治験)の期間短縮や対象疾患の探索に役立つ可能性が期待できるという。

また、製薬企業側で独自に着目している疾患や体質を対象とした遺伝子関連解析を実施して得られた統計データが閲覧・利活用可能になるなど、個別の要望に応じて「MYCODE Research」から新たな関連解析データを抽出・提供することも予定しており、製薬企業各社にとって有意義なデータを継続的に、かつ速やかに取得できるプラットフォームの構築を目指すとのことだ。
出典元:プレスリリース

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