クボタとモンスター・ラボ、ARを活用した建設機械の故障診断アプリをリリース
2020/12/22
株式会社モンスター・ラボと株式会社クボタは、故障時のダウンタイム低減のため、ARと3Dを活用し故障診断を効率化するアプリ『kubota diagnostics(クボタ ダイアグノスティックス)』を企画開発したと発表した。
Contents
■本アプリ開発の背景
■本アプリの機能と特長
機械が発するエラーコードや不具合症状をアプリに入力することで、自動的に点検箇所や修理方法が示され、診断を効率化・迅速化。サービスエンジニアの経験や知識に関わらず一定レベルで故障診断を行うことができる。
①シンプルなフローによる原因推測が可能
②スマートフォンを建機にかざすと、3DモデルとARを通して、該当の故障箇所がハイライトされ、対象部品の特定が容易に
製品情報や故障情報をリアルタイムにエンジニアに共有することで、作業効率化や、未熟練エンジニアの教育に役立てることができる。
・UIデザインの工夫
読みやすい大きなテキストと強いコントラストを用いたUIで、片手でもタップしやすい大きめのボタン、素早く内容を理解できるピクトグラムの使用など、現場での使用に最適化
・現場での担当引継をスムーズにする診断レポート
・ログとフィードバックを蓄積
現場の故障情報を収集し、最適な診断フローの整備・故障予知につなげることができる