日本郵便と楽天、物流DXプラットフォームの構築を目指す戦略的提携に向けて合意
2020/12/25
日本郵便株式会社と楽天株式会社は、健全で持続可能な物流環境の実現を目的とする戦略的提携に向け、基本合意書を締結したと発表した。
本提携に基づき、日本郵便と楽天は、以下の項目について検討する。
・両社の既存の資産および知見の活用最大化
・データの共有化とそれを活用した物流DXプラットフォームの構築
効率の良い配送システムの構築
利便性の高い受け取りサービスの提供
・共同物流拠点や配送網の構築
・新会社設立を含む物流DXプラットフォームの共同事業化
日本郵便と楽天はこれまでも、楽天が運営する物流センター「RFC(Rakuten Fulfillment Center)」からの配送に加え、不在再配達削減に向けた取り組みや「楽天市場」出店店舗への特別運賃提供など様々な協業を行ってきた。両社は今後も本提携を通じて連携を強化し、新たな物流DXプラットフォームの構築を図っていくとともに、他のEコマース事業者や物流事業者にも同プラットフォームへの参加を促進することで、国内の物流環境の健全化および持続可能な社会の実現に貢献することを目指すとのことだ。