AI・ICT活用で介護福祉プラットフォームを展開するウェルモ、「Google for Startups Accelerator Class 3」に採択

株式会社ウェルモは、Google が主催する「社会課題をテクノロジーで解決に導く」 スタートアップを対象としたオンライン アクセラレータープログラム『Google for Startups Accelerator Class 3』の参加企業に選ばれたと発表した。

ウェルモは、デジタル技術で地域包括ケアシステムを進化させる「地域包括ケアシステムDX(デジタルトランスフォーメーション)」の実現を目指し、2014年より介護事業所と専門職をつなぐ介護の地域資源情報のプラットフォーム「ミルモネット」を展開、2021年はケアプラン作成支援AI「ミルモぷらん」の本格展開を予定しているという。今回のプログラムを通じ、技術面や組織運営など幅広い分野の学びを得たり、個別のメンターシップなどを受けることで、さらなる事業成長につなげていくとのことだ。

■Google for Startups Accelerator Class 3 とは

Google for Startupsは、スタートアップのさらなる成長を支援するアクセラレータープログラムを世界各国で開催している。今月下旬から始まるGoogle for Startups Accelerator Class 3では、テクノロジーを用いて社会課題を解決しようとする日本のスタートアップを対象に、技術、組織運営など幅広い分野にわたるトレーニングプログラムや、個別のメンターシップをオンラインで提供する。

■「地域包括ケアシステムDX」の実現を目指し、多職種連携のハブであるケアマネジャーを支援

ウェルモが目指すのは、デジタル技術を導入し、地域包括ケアシステムを進化させる「地域包括ケアシステムDX(デジタルトランスフォーメーション)」の実現だ。情報の可視化やデータの利活用の推進、オペレーションの進化による生産性の向上、他職種連携の強化によるシームレスなサービス提供などにより、介護サービスの利用者はもちろん、介護に関わるすべての人のQOL向上を目指しているとのことだ。

地域包括ケアシステムにおいて、ケアマネジャーは各種サービスをコーディネートするハブとなる重要な存在だが、その業務は必要な知識が多岐にわたり、業務過多で多忙、恒常化する人手不足の中で業務の質を落とさず生産性を向上させる必要に迫られている。ウェルモは、ケアプラン作成支援AI「ミルモぷらん」や、すでに展開している地域ケア情報見える化サイト「ミルモネット」などのAIやICTなどの事業でケアマネジャーの実務をサポートし、「地域包括ケアシステムDX」の実現を推進していくという。
出典元:プレスリリース

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