ノーコードのアプリプラットフォーム「Yappli」、リモートワーク環境下の営業課題を「スマホ利用状況アンケート」で調査

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供する株式会社ヤプリは、2021年1月28日、営業担当者のスマートフォン利用状況をテーマとしたアンケート調査を実施、424人から回答が得られたアンケート結果を発表した。

■調査結果詳細

・「業務用途で、スマートフォンを使用していますか?」
出典元:プレスリリース
積極的に使用しているのは3割。「使用している」「たまに使用している」も含めると、営業担当者の74.2%が業務でスマートフォンを使用している。なお、スマートフォンを利用していると答えた人のうち、42.2%が社用スマートフォンを持っておらず、私用のスマートフォンを使用していることも明らかになった。
・「スマートフォンをつかって、具体的にどのような業務を行なっていますか?」
出典元:プレスリリース
「電話」「メール・ビジネスチャット」など、コミュニケーション目的でスマートフォンを使用している人が多く、「スケジュール管理」や「ブラウザでの情報収集」などがそのあとに続く。2020年春以降の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一気に普及した「Web会議」のために利用している人が23.5%。その他、営業資料閲覧も21.9%と、営業担当者の多岐にわたる業務でスマートフォンが活用されていることがわかった。

・「本来業務用ではないアプリを、業務で使用することはどれくらいありますか?」
出典元:プレスリリース
「積極的に使用している」「使用している」をあわせて、45.7%が「業務用ではないアプリ」を業務で使用していることがわかった。企業側が把握していない外部サービスを利用する「シャドーIT」は、セキュリティリスクはもちろん、退職者管理が難しかったり、共有されるべき相手に情報が適切に共有されず、ひいては業務非効率につながる恐れがある。

・「今後、スマートフォンの業務活用を増やしたいと思いますか?/スマートフォンの業務活用に期待することは何ですか?」
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
「非常にそう思う」「そう思う」を合わせて、57%がスマートフォンの業務活用を増やしたいと回答。期待することとしては、「業務効率化」との回答が最多の72.3%で、「社内の情報共有の質向上」にも半数以上が期待を寄せている。

・「勤務先の業務に、無駄な工程や作業があると思いますか?」
出典元:プレスリリース
「非常にそう思う」が24.1%、「そう思う」を含めると、79.6%と多くの営業担当者が、業務に無駄な工程や作業があると感じていることがわかった。また、業務に無駄があると感じている度合いごとに、「スマートフォンの業務活用を増やしたいか?」を集計した結果が下記になる。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
(業務に無駄があると)「非常にそう思う」集団はスマートフォンの業務活用増加意向(「非常にそう思う」「そう思う」の合計)が73.5%と高く、特に「非常にそう思う」と回答した割合が40%以上にも上った。一方、(業務に無駄があると)「全くそう思わない」集団は、スマートフォンの業務活用増加意向が41.6%と低い傾向にある。

・「勤務先の業務にどのような課題を感じていますか?」
出典元:プレスリリース
具体的に感じている課題としては、「無駄な会議が多い」が49.2%と一番多く、「社内の営業ノウハウを十分に活用できていない」(35.7%)、「社外から必要な情報にアクセスできない」(31.8%)と続く。

・「リモートワーク環境下でどのような課題を感じていますか?」
出典元:プレスリリース
「リモートワークが導入されているか」という質問に対しては、本調査が営業職のみを対象としていることもあってか、リモートワーク導入が半数に止まった。

導入していると回答した人への質問に対して、リモートワーク環境下の課題としては、4割近くが「顧客と直接会うことができず、情報伝達が難しい」と回答。以下、「顧客とコミュニケーションを取る頻度が下がった」「テキストコミュニケーションだけだと意思疎通が難しい」と続き、コミュニケーションや情報伝達に課題を感じるケースが多いようだ。

調査概要
・アンケート名称:営業担当者のスマートフォン利用状況に関するアンケート
・アンケート実施期間 2021年1月19日(火)~2021年1月20日(水)
・アンケート対象 所属部署に関する事前アンケートで「営業部」と回答した人
・アンケート回答数 424名
・アンケート実施方法 セルフ型ネットリサーチFastask

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