ソニー・グローバルエデュケーション、アプリ上の3D空間でロボット・プログラミングが学習できるサービスを提供へ
2021/2/1
株式会社ソニー・グローバルエデュケーションは、ロボット・プログラミング学習キットKOOV(クーブ)の法人向けサービスKOOV for Enterpriseの利用者向けに、アプリ上の3D空間でロボット・プログラミングが学習できるサービス「VIRTUAL KOOV」の提供を2021年4月より開始すると発表した。
■VIRTUAL KOOVの特長
VIRTUAL KOOVは、Windows、Mac、iPadに対応した専用のKOOVアプリで、直感的に理解できる「ビジュアルプログラミング」を利用しながら操作が可能。そのため他のビジュアルプログラミング環境であるScratchやMakeCodeを利用した学びからも、スムーズにステップアップが可能だという。
VIRTUAL KOOVに対応した専用のデジタル教材をあわせて提供する。バーチャル空間の特長とゲーミフィケーションの要素を組み合わせた課題解決型の教材のため、楽しみながらプログラミング的思考を育むことができる。
情報通信ネットワークや人工知能(AI)など、これまで体験的な学習が難しいとされる領域への対応を予定している。バーチャル空間で様々な実験を行うことで、段階的にロボット・プログラミングからコンピューターサイエンスまでを学べるようになる。
ソニー・グローバルエデュケーションは、次世代の教育基盤づくりを志向し、テクノロジーを活用した教育分野のイノベーションの実現に向けて挑戦してきた。未知なる未来を生きる子どもたちにとって、必要な知識や経験も時代と共に変化していく。VIRTUAL KOOVでの体験を通じて、プログラミングスキルの習得のみならず、答えが一つではない課題へ失敗を恐れずに試行錯誤をくり返し、創造性とやり抜く力を身につけることを期待しているという。