映像とAIを活用した「スマートスイミングレッスン」が新サービス発表会を実施

株式会社ルネサンスは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社とともに、映像とAIを活用してコーチングをサポートし、練習効果の飛躍的な向上を可能にする「スマートスイミングレッスン」の新サービス発表会を開催したと発表した。

「スマートスイミングレッスン」は、同社協力の元、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するスイミングレッスンシステム。「スマートスイミングレッスン」の主なサービスは、毎回のレッスンで活用する「動画活用レッスンシステム」、頑張った成果を確認する進級テスト結果を届ける「進級テスト結果配信システム」、安全安心を届ける「安全管理サポートシステム」になる。

当日は、まずルネサンス代表取締役社長執行役員岡本利治氏が登壇し、「スイミングスクール業界に革新を起こすような素晴らしいサービスを生み出すことができたと感じている。本サービスを導入することでスクールの価値をさらに高めていきたい。当社のみならず、スイミングスクール業界の発展にも大きく寄与することを期待している」と本サービスのローンチに対する展望について話した。

その後、ソニーネットワークコミュニケーションズ法人サービス事業部事業部長津山史生氏は、「現実世界をデジタル化する高度なセンシング、デジタルデータを分析して可視化するAI、それらをシステムとして統合するICTの技術力、この3つを用いてスポーツをはじめとして様々な業界のデジタルトランスフォーメーションを推進していきたいと考えている」と語った。

■池江璃花子選手、山本茉由佳選手が動画で登場し、システムを初体験

その次に、ソニーネットワークコミュニケーションズ法人サービス事業部スポーツエンタテインメント部中村美奈子氏よりスマートスイミングレッスンシステム概要について説明。「システムをより多くのお客様にご体験いただきたいと思い、お子様のスポーツシーンの一つである「習いごと市場」に着目。コロナ禍で保護者の方がお子様の習い事中の様子を見守ることが難しくなっているこの状況を少しでも解決できれば、という思いも重なり、習い事として一番選ばれているスイミングに展開いたしました」と、本システムを導入する理由を語った。また、進級テスト時に自動で編集される動画について、「水面の揺れや光の反射・屈折の影響もあるため、難易度が高いといわれているプールの画像認識も可能にした、独自開発のAIアルゴリズムにより、自動動画編集も行っています」とソニーならではの開発力の高さについても語った。

続いて、ルネサンス営業企画部スイミング企画チーム課長勝部久代氏が、スマートスイミングレッスンの活用方法や今後のスイミングスクールの展望について話した。はじめに動画にて、ルネサンス所属池江璃花子選手、山本茉由佳選手が登場。二人が実際に本システムを体験した様子が放映された。池江選手、山本選手ともに見事な泳ぎを披露。池江選手は、初めての「スマートスイミングレッスン」に興奮しながらも、動画で泳ぎを確認し、「これすごいよ!(フォームを)なおしたくなる」と練習意欲をのぞかせたという。

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