HPE、宇宙空間での商用エッジコンピューティングとAI機能で宇宙探査を加速に貢献
2021/2/17
HPEは、高度な商用エッジコンピューティングによるリアルタイムデータ処理を可能にすることで宇宙探査の加速に加え、宇宙飛行士の自律向上に貢献することを発表した。
Spaceborne Computer-2は(補給物資として)、2月20日に打ち上げられるノースロップ・グラマン社シグナス補給船運用15号機(NG-15)で届けられ、今後2~3年間にわたり国際宇宙ステーションで使用される予定だ。NG-15はSS. Katherine Johnsonと名付けられている。キャサリン・ジョンソン氏は、宇宙計画初期の成功に重要な役割を果たした、NASAの有名な黒人女性数学者。
■最先端のエッジコンピューティングとAI機能で宇宙探査を加速
また、Spaceborne Computer-2には、GPUが搭載され、地球の南極や北極にある氷冠や医用X線の画像など、高解像度の画像集約型データの効率的な処理に利用される。GPUは、AIや機械学習を用いた特定のプロジェクトにも利用される。