都内マンションの価格・暮らし・リスク情報を提供する「不動産ビッグデータ可視化サービス」がローンチ
2021/2/22
エステートテクノロジーズ株式会社は、都内10万件のマンションについて、リアルタイムの相場価格、利便性や子育てしやすさなどの暮らし情報、犯罪や自然災害などのリスク情報を、網羅的に分析し無償で提供する、不動産ビッグデータ可視化サービス「Dr.Asset マンションリスク(β版)」を2021年2月22日ローンチすると発表した。
Contents
■サービス概要
■各データの分析手法紹介
「等高線価格推定」という独自の分析手法を用い、約200万件にのぼる売買成約情報の他、賃貸履歴などのビッグデータを活用し、相場価格と比較した「割安価格」「割高価格」の提示、賃貸に出した際の「賃料・利回り予測」など、売買判断に必要不可欠な情報を公開している。
暮らし分析
マンションから徒歩圏内にある商業施設・公共施設を一覧で表示するとともに、それら主要な施設(コンビニ・スーパー・飲食店・銀行・郵便局・公園・保育園・小中学校など)の「網羅性」「近さ」から利便性を総合的にレーティングしている。また、若い夫婦およびファミリー層にとっては重要な指標となる「子育てしやすさ」も独自に分析。行政が公開する「待機児童数」だけでなく、民間機関が毎年算定する「新規入園決定率」も加味して、子育てしやすさをレーティングしている。さらに、そこに住む人にとっても不動産投資家にとっても、エリアの「将来の発展性」は重要だ。エリアの発展性の指標となる「人口増減」を、過去10年の人口増減データ開示と、将来10年の人口増減予測で分析している。
リスク分析
マンション購入を検討する際、不動産会社などで「リスク」について教えてもらえることは殆どないという。このように明るみにされにくいリスクについても、公平透明に情報提供している点が「Dr.Asset マンションリスク」の最大の特長とのことだ。具体的には、近隣の町丁目での「犯罪発生履歴」を公開して治安を分析している他、日本に住まう以上は逃れられない「震災リスク」、「水害リスク」についても、行政データをもとに公平透明に分析しレーティングしている。