小田急電鉄、駅構内・近接での飲食・生花で利用可能なサブスクサービスをMaaSアプリ上で開始

小田急電鉄株式会社は、2021年3月8日、MaaSアプリ「EMot」において、駅を利用する際に便利な飲食・物販の新たなサブスクリプションチケット「EMotパスポート」を発売すると発表した。これは、MaaSの実現により、多様なモビリティサービスを提供する“行きかた”だけではなく、“生きかた(ライフスタイル)”も提案していきたい、というEMotのコンセプトから生まれた商品だという。

「EMotパスポート」は、小田急線のターミナル駅を中心に選定した、そば、おむすび、ベーカリー、カフェ飲食、フラワーショップの合計44店舗での買い物に利用できる30日間の定額制チケットで、EMotオリジナルの商品。1回500円程のサービスを、事前購入したチケットをスマートフォン画面で提示し、都度決済の接触を省きキャッシュレスにて利用できる。飲食サービスは期間中、3時間間隔で何度でも利用できる利便性の高さとお得さが特徴で、生花のチケットは有効期間中5回まで利用できる。初回は税込7,800円での販売となり、継続するとさらにお得に買うことができるという。また、「EMotパスポート」のサービスを気軽に試すため、「1回券」「10回券」も同時に発売する。

同社では、2019年10月から約1年間、移動と生活サービスを掛け合わせた新たなサービスニーズ検証等を目的に、新宿・新百合ヶ丘駅にて、そば、おむすび、ベーカリーの「飲食サブスク」の実証実験に取り組み、利用者の声をもとに商品造成の検討を進めてきた。今回、飲食サービスの店舗やメニューの拡充に加え、さらに豊かな暮らしを提案するため、日常に彩りを添える日比谷花壇グループの花のサブスクリプションサービス「ハナノヒ」をEMot向けにカスタマイズして新たに提供することとしたとのことだ。

・名称
EMotパスポート
EMotパスポート1回券
EMotパスポート10回券

・概要
駅構内・隣接商業施設の対象店舗で、飲食や買い物を定額で利用できるサブスクリプションチケット。同社が提供するMaaSアプリ「EMot」内で事前決済し、店頭でスマホ画面を提示して利用できる。
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
出典元:プレスリリース
・発売日
2021年3月8日(月)

・発売額
EMotパスポート
初回・・・・・・・・7,800円
継続2回目・・・・・7,500円
継続3回目以降・・・7,200円
EMotパスポート1回券・・・・・500円
EMotパスポート10回券・・3,500円

・店舗・メニュー
そば、おむすび、ベーカリー、フラワーショップなど、新宿ほか小田急沿線のターミナル駅を中心とした全44店舗
<箱根そば本陣・箱根そば(そば)16店舗>
かき揚げ天そば、天玉そば、コロッケそば など
<おだむすび(おむすび)2店舗>
お好きなおむすび2つ
<HOKUO(ベーカリー)12店舗>
税込300円未満のお好きなパン2個 など
<FORESTY COFFEE(カフェ)1店舗>
税込300円未満のお好きなパン2個 など
<HIBIYA KADAN、Hibiya-Kadan Style、ルコネル(フラワーショップ)13店舗>
対象の切花から好きな3本

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