博報堂、DXクリエイティブ発想プログラム「DXD bit」を提供開始
2021/5/21
株式会社博報堂のプロジェクトチームhakuhodo DXDは、テクニカルディレクターの視点を活用し、誰もが新しいサービスや体験を短期間で開発できるプラニングプログラム「DXD bit」の提供をスタートすると発表した。
hakuhodo DXDのテクニカルディレクターは、サービスや体験の開発を「長さのクリエイティブ」と捉えているという。そのサービスがいかに“長く”使われ、受け入れ続けられるかという観点から、生活者の体験を記録・分析し、より良い体験へと還元される仕組みを作っていくという考え方だ。
長さのクリエイティブは、「Input」「Process」「Output」という3つの視点から生み出される。
Input テキスト/音声/画像/位置/購買履歴/WEB行動履歴など
Process テキストを音声に変換する、画像を機械学習して新しい画像を生成するといった、InputデータをOutputデータへ変換する仕組み
Output スピーカーから音声を出す、3Dプリントする、ロボットアームを動かすなどの様々なアウトプット形態
「DXD bit」は、誰もが「Input」「Process」「Output」の視点を意識しながら、簡単にサービスの仕組みを考えられる発想支援のプログラム。パズルやカードのように要素を組み合わせ、アイデアにテクニカル視点を取り入れることを目指す。テクノロジーの専門家ではない人も直感的に活用することが可能で、テクニカルディレクター不在のプロジェクトでもリアリティあるサービスを開発することができるとのことだ。