Evernote、やるべきことを管理しアクションへとつなげる新機能「タスク」を発表
2021/6/4
エバーノート株式会社は、同社が展開する「Evernote」の新機能「タスク」を発表した。
■開発の経緯
新しい「タスク」機能により、Evernoteは単に情報を保存するだけの場所から、「記憶」と「達成」の両方をサポートするユーザのパートナーへと進化。Evernoteの成功の基礎となったのはノート機能だが、ノートにやるべきタスクを組み込んでアクションへとつなげることで、使い勝手の相乗効果が望めるという。達成すべきタスクがノートの関連情報と一緒に確認できるので、仕事であれ、家族や自分のことであれ、目的を見失わずに日々の物事に取り組みやすくなるとのことだ。
EvernoteのCEOイアン・スモール氏は以下のように述べている。「皆様がEvernoteをどう使うか、それが最も重要です。趣味のため、仕事のため、世界を少し良くするため。皆様のビジョンが何であれ、それは皆様自身のかけがえのないものです。Evernoteのビジョンは当初より変わっていません。皆様の外部脳となり、皆様のプロセスをお手伝いすることです。私たちのミッションは皆様がすべてを記憶し、好きなことを実現するサポートをすることです。そして本日発表した「タスク」の早期アクセスは、Evernoteの変革的なミッションを再認するための大きな一歩です。Evernoteはユーザの皆様が多くの困難を乗り越えながら目標を達成する助けとなることを願っています。また、この新機能について、ユーザの皆様の忌憚ないご意見をお伺いするのを心待ちにしております」
■新機能の特徴
・ノートとタスクが同じ場所で確認できるので、専用のタスクマネージャーやタスクリストと他のノートを行ったり来たりする必要がない。
・タスクごとに期限とリマインダーを設定できるので、実行すべきタスクをタイムリーに実行できる。
・その日に行わなければならないタスクと、その理由が一目でわかる。
・やるべきことの一覧をタスクビューで確認することも、各タスクのノートで関連情報を詳しく確認することもできる。
・Evernoteを開いていないときでも通知を受け取ることができるので、タスクのやり残しもない。
・大切なタスクにはフラグをつけられるので、最重要事項に集中できる。
・タスクはノート、期限、フラグで並び替えと絞り込みができるので、自分に合ったやり方で表示と管理ができるよう設計されている。
・タスクへ行った変更は、すべてのビューと端末へ同期される。